Xiaomi Mi 11 Youth Editionが初搭載したSnapdragon 780G 5Gの開発コードが“Shima”であることがログから明らかになりました。
Xiaomi Mi 11 Youth EditionのログにはSoC IDは450、SoC NameはShimaと記載されていますので、Snapdragon 780G 5Gの開発コードは“Shima”で確定です。
ReaMEIZUではXiaomi Mi 11のKernel SourceからShimaの存在を発見し、その際にスペックはCPUは1xA78 2.7GHz+3xA78 2.3GHz+4xA55 1.8GHz、GPUはAdreno 660 @747MHzと記載しました。しかし、Snapdragon 780G 5GはCPUの構成は同じですが周波数は2.4GHz+2.2GHz+1.9GHzで異なり、GPUもAdreno 660ではなくAdreno 642 @490MHzを搭載しているため、開発時からCPUとGPUの周波数は調整され、Adreno 642がAdreno 660ベースだとわかりました。
フラッグシップのSnapdragon 855やSnapdragon 865 5G、Snapdragon 888 5Gの商用製品は試作製品から周波数が上昇する傾向にありますが、今回のSnapdragon 780G 5Gはそれに反する動きが見えます。開発の安定度を優先したのか本当のShimaを用意しているのか現在はわかりませんが、Snapdragon 780G 5G自体の性能はXiaomiの発表から非常に優れていることは明らかなので、大騒ぎする必要はないと考えています。