vivo製未発表製品のvivo V2027がCPU性能を計測するのに長けているGeekbench v5に出現しました。
vivo V2027のスペックはAndroid 10、コードネーム“bengal”を持つSoC、RAM 4GBとなっています。“bengal”はQualcomm Snapdragon 662を表すものだとReaMEIZUでも記載し、他のメディアでも同じ様に伝えていますがvivo V2027が搭載している“bengal”は残念ながらSnapdragon 662ではないことが開発者コードを利用することで明らかになりました。
開発者コードを利用しvivo V2027を詳しく見てみるとCPUは4+4のオクタコア構成で最大周波数は1.80GHz+1.61GHz、GPUはAdreno 610を搭載しています。もしSnapdragon 662なのであればCPUの最大周波数は2.02GHz+1.80GHzにならないといけませんが今回の“bengal”は1.80GHz+1.61GHzになっていますので、Snapdragon 662ではないことは明らかです。GPUにAdreno 610を搭載しているのはSnapdragon 662の他にSnapdragon 460が存在し、こちらのCPUの最大周波数は1.8GHz+?GHz(Qualcomm発表)となっていますので、vivo V2027が搭載している“bengal”はSnapdragon 460ではないかと考えています。
このSnapdragon 460はインド市場向けに開発されたSoCとなっていますので、vivo V2027はインド市場で販売される可能性が非常に高いです。名前は不明な点が多いもののvivo Yシリーズ製品に属するものになるのではないかと様々なメディアで伝えられています。また、ヨーロッパ市場で販売するのに必要なEEC(欧州経済共同体)の認証も通過していますので、vivo V2027はインド市場の他にロシア市場などヨーロッパ市場で販売されるでしょう。