Huawei Kirin 985のGPU周波数は804MHz、奇しくもKirin 820と同じ周波数を採用

Huawei Kirin 985のGPU周波数は804MHz、奇しくもKirin 820と同じ周波数を採用

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先日行われたHonor 30・Honor 30 Pro・Honor 30 Pro+の発表会で発表された、新プロセッサーのHuawei Kirin 985のGPUの周波数が判明しました。KirinプロセッサーはHuawei完全子会社のHiSiliconが開発を行っています。

 

Honor 30のログによるとKirin 985のGPUの最大周波数は804MHz、最小周波数は148MHzとなっています。この周波数の設定値は奇しくもHonor 30Sが初搭載機となっているKirin 820同じで何か裏がありそうです。Kirin 985はGPUにARM Mali-G77 MP8を採用していますがMali-G77はValhallアーキテクチャーに基づいたGPUで、Kirin 820はARM Mali-G57 MP6と違うものを採用していますが、Mali-G57はMali-G77と同じくValhallアーキテクチャーに基づいたGPUとなっています。根っこの部分では同じと認識できます。

 

更に、CPUもKirin 985が1xARM Cortex-A76*(2.58GHz)+1xA76*(2.40GHz)+4xA55(1.84GHz)のオクタコア構成なのに対して、Kirin 820は1xARM Cortex-A76*(2.36GHz)+1xA76*(2.22GHz)+4xA55(1.84GHz)のオクタコア構成で、採用しているCPUは同じとなっています。そして、NPUはKirin 985がDa Vinchアーキテクチャに基づいたAscend LiteとAscend Tinyを1コアずつ採用し計2コア、Kirin 820はDa Vinchアーキテクチャに基づいたAscend Tinyを1コア採用し、何やら似ている点が多いです。

 

Die Shotが出回っていないので全て憶測になりますが、Kirin 985とKirin 820は全く同じ設計図をしているのではないかと考えています。その場合、NPUはKirin 820はAscend Liteが無効化されているので、Apple A12Z BionicとA12X Bionicの関係性とおなじになるでしょう。

 

 

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