Huawei Kirin 985を発表、GPUにMali-G77を採用

Huawei Kirin 985を発表、GPUにMali-G77を採用

2020年4月15日
Processor/Platform

HuaweiはHonor 30シリーズの発表会で、新プロセッサーとなるHuawei Kirin 985を発表しました。Kirin 9シリーズに属する製品で、ハイエンド製品向けに発表されています。Kirin 985はHuawei+Honorにおける3つ目の5G通信対応プロセッサー(統合品)で、既に発表されているプロセッサーはKirin 990 5GとKirin 820があります。

 

名称 Kirin 985 Kirin 990 5G Kirin 990
CPU 1xA76* + 3xA76* +4xA55 2xA76* + 2xA76* + 4xA55 2xA76* + 2xA76* + 4xA55
周波数 2.58GHz + 2.40GHz + 1.84GHz 2.86GHz + 2.36GHz + 1.95GHz 2.86GHz + 2.09GHz + 1.86GHz
GPU Mali-G77 MP8 Mali-G76 MP16 Mali-G76 MP16
周波数 804MHz 600MHz 600MHz
NPU Da Vinci

1xLite + 1xTiny

Da Vinci

2xLite + 1xTiny

Da Vinci

1xLite + 1xTiny

カメラ Kirin ISP 5.0 Kirin ISP 5.0 Kirin ISP 5.0
リフレッシュレート ? ? ?
RAM LPDDR4X LPDDR4X LPDDR4X
ストレージ UFS 2.1 UFS 3.0/2.1 UFS 3.0/2.1
Wi-Fi Wi-Fi 6 Wi-Fi 6 Wi-Fi 6
Bluetooth Bluetooth 5.1 Bluetooth 5.1 Bluetooth 5.1
5G NR 2.3Gbps/1.25Gbps 2.3Gbps/1.25Gbps
4G LTE Cat.21/18 Cat.21/18 Cat.21/18
製造プロセス 7nm FinFET 7nm+ EUV FinFET 7nm FinFET

基本的なスペックはこの様になり、製造プロセスは7nm FinFET、CPUは1xARM Cortex-A76*(2.58GHz)+1xA76*(2.40GHz)+4xA55(1.84GHz)のオクタコア構成、GPUはARM Mali-G77 MP8、NPUはDa Vinchアーキテクチャに基づいたAscend LiteとAscend Tinyを1コアずつ採用し計2コアとなっています。CPUのA76コアはセミカスタムが施され、GPUのMali-G77はKirinプロセッサーにおいて初採用となります。大きな特徴として5G通信対応モデムを統合しており、Kirin 990 5GとKirin 820に続く3つ目の5G通信対応プロセッサーとなります。

 

Honor総裁の趙明(Zhao Ming)氏によると、Kirin 985はKirin 990 5GとKirin 820の間に位置するプロセッサーとなり、事実上のKirin 820のスペックアップモデルとなります。

 

5G通信は理論上は2.3Gbps/1.25Gbpsに対応していますが、実験室性能として1277Mbps/173Mbpsを出したことを報告しています。

 

初搭載機はHonor 30で、6GB+128GBモデルが2999元(約46,000円)、8GB+128GBモデルが3199元(約49,000円)、8GB+256GBモデルが3499元(約53,000円)に設定されており、販売開始日は2020年4月21日に設定されています。