未発表型番のM091QがMIIT(中華人民共和国工業情報化部)の認証を通過しました。
承認番号は2020-2536のため実際はSRRC(中国無線電管理)の認証を通過しています。対応している通信はWLAN(WAPI)/5G/FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSMとなっており、5G通信に対応しています。
M091Qはコードネームm2091で開発されているMeizu 17 Proで、先日3C(中国強制認証)で姿を表したM081Q/M081Mの型番を持つMeizu 17の上位モデルとして開発されています。2019年には4月にMeizu 16sが、8月にMeizu 16s Proが発表されていますが、2020年はMeizu 17とMeizu 17 Proを同時に発表するようです。ちなみにMeizu 16sとMeizu 16s Proの大きな違いはSoCがQualcomm Snapdragon 855からSnapdragon 855 Plusへ、超広角カメラが追加、内蔵ストレージ規格がUFS 3.0へアップグレードされています。
Meizu 17とMeizu 17 Proは先日明らかになったウォーターマークは全く同じアイコンを採用しており、どこで差別化を図っているのか不明です。競合他社のXiaomiによるSnapdragon 865 5G搭載機のXiaomi Mi 10とXiaomi Mi 10 Proの大きな違いは背面カメラのスペックとバッテリー容量とストレージオプションでしたが、Meizuも同じくイメージセンサーやバッテリー容量が異なるのでしょうか。
5G通信に対応したハイエンド製品は3000元(約46,000円)を簡単に超えており、“コスパ”の代表格のXiaomiのXiaomi Mi 10は標準モデルの8GB+128GBモデルが3999元(約61,000円)に設定されています。そんな中、MeizuはMeizu 17とMeizu 17 Proにどのような価格設定を行うのでしょうか。