本日9月19日に北京の北京園芸中心にて行われた新製品発表会にて新スマートフォンとしてMeizu 16 X(魅族 16 X)を発表しました。Meizu 16 Xは8月に発表されたQualcomm Snapdragon 845を搭載したMeizu 16thとMeizu 16th Plusの廉価モデルとして開発されており、デザインや画面内指紋認証機能を踏襲しながら低価格な製品に仕上がっています。
Snapdragon 710はSnapdragon 660の実質的な後継機として開発されており、AnTuTuベンチマークでは総合性能が約17万点、CPU性能が約70,000点、GPU性能が48,000点となっています。ヘビーなゲームではSnapdragon 845やSnapdragon 835と差がついてしまいますが通常利用では有り余るスペックですので、少し高スペックな低価格なスマーフォンが欲しいという方にぴったりです。
Meizu 16 Xの主なスペックは、型番はM872Q、Android 8.1.0 OreoをベースとしたFlyme 7を搭載し、6.0インチのFHD+(2160×1080)のSuper AMOLEDディスプレイ、SoCはQualcomm Snapdragon 710 Mobile Platform、GPUはQualcomm Adreno 616、容量は6GB+64GB/8GB+128GBの2モデル展開、外部ストレージに非対応、リアカメラは1200万画素+2000万画素のデュアルカメラ、フロントカメラは2000万画素のシングルカメラ、バッテリー容量は3100mAhとなっています。
価格は6GB+64GBモデルが2098元(約34,500円)、6GB+128GBモデルが2398元(約39,500円)です。販売開始日は2018年10月10日です。
発表会の様子
Meizu 16 Xのプレゼンターは魅族科技高級副総裁兼CMOの李楠です。
彼はMeizu 16thの発表会や、Meizu E3の発表会のプレゼンターを担当した経験があります。
ベースモデルとなっているMeizu 16thとMeizu 16th Plusについて説明。
非常に強い台風22号が中国本土を直撃しましたが、Meizu 16thとMeizu 16th Plusの生産に影響はなかったと説明。台風によって更に遅れるのではないかと危惧したメディアがあったのでそれに対する答えだろうと考えています。
システムエンジニアの洪漢生が登壇。Meizu 16Xの性能について説明を始めます。
Meizu 16XはQualcomm Snapdragon 710を搭載。Qualcommが新設したSnapdragon 700シリーズの最初の製品で、フラッグシップ寄りのミドルハイに仕上がっています。
RAMは6GB LPDDR4Xを搭載。今の所最新規格となっているRAM規格です。
ディスプレイはMeizu 16thと同じくSuper AMOLEDを採用。
前面に「おけるディスプレイ占有率は90.62%。
サンプリングレートは100MHz。全ての操作がより快適になるそうです。
指紋認証精度のスピードはMeizu 16thを同じで、0.25秒、認識率は99.12%です。
設計士の李鵬が登壇し、Meizu 16 Xの設計について説明を始めます。
Meizu 16 Xはメタルボディを採用。Meizu 16thとMeizu 16th Plusはガラスボディです。
ブラック、ゴールド、ホワイトの3色展開。
ホワイトはセラミックに近い質感になっているようです。
イメージエンジニアの王文キが登壇。カメラについて説明を始めます。
AIを駆使した技術によって自撮りでのボケ機能を採用。
フォトランプルを公開。
8倍まで拡大してもきれいな写真が撮れるとアピール。
背面カメラはMeizu 16thとMeizu 16th Plusと同じくSONY IMX350とSONY IMX380のデュアルカメラ。
OISを搭載。
全16パターンをAIが判断。その時その時最適な写真を撮影できます。
Meizu 16 Xのアピールポイントを羅列。
RAM 6GB+内蔵ストレージ64GBモデルが2098元。
RAM6GB+内蔵ストレージ128GBモデルが2398元。
10月10日の10:00(CST)より販売開始。