1月17日に魅藍(mblu)ブランドのスマートフォンとして発表予定の魅藍 S6(Meizu M6s)スペックシートとパンフレットが微博上に流出しました。
これにより魅藍 S6(Meizu M6s)のスペックが細かな部分まで判明しました。
パンフレットにはSAMSUNG製プロセッサーが搭載されること、側面に指紋認証センサーがあること、フルスクリーンモデルであることが書かれています。
スペックシートによる魅藍 S6(Meizu M6s)のスペックは、Android 7.0 NougatをベースとしたFlyme 6.0、5.7インチHD+(1440 x 720)ディスプレイ、SoCはSAMSUNG Exynos 7872、GPUはARM Mali-G71 MP1、リアカメラが1600万画素、フロントカメラが800万画素、RAM 3GB(LPDDR3) + 内蔵ストレージ 32GB / 64GBの2モデル展開、バッテリーの容量が3000mAhです。
対応ネットワークに中国電信 2Gと書かれておりますのでCDMA2000通信が可能なプロセッサーとなっています。
このスペックシートによって未発表プロセッサー「SAMSUNG Exynos 7872」の大まかなスペックも判明し、製造プロセスが14nm、CPUはARM Cortex-A73(2.0GHz) x2 + ARM Cortex-A53(1.6GHz) x4のヘキサコア(6コア)構成、GPUはARM Mali-G71 MP1、WLANは802.11a/b/g/nの5GHzと2.4GHzに対応し、Bluetoothバージョンは4.2となっています。
CPUはリーク通りヘキサコア構成、そしてフラッグシップモデル向けSoCに採用されるA73を搭載していますのでミドルレンジながらハイパフォーマンスが期待できそうです。
GPUはMP3(3コア)が有力視されていましたが、このスペックシートによるとGPUの名称が書かれているだけでコア数が書かれていませんので1コアだと考えています。
総合的に考えるとAnTuTuベンチマークでのスコアはGPUのパワー不足から5万から6万の間に収まりそうで、SAMSUNG製プロセッサーということを考えると大人しめの印象です。
ちなみにCPU性能を計るGeekbenchではシングルコア性能が1,312点、マルチコア性能が3,134点となっています。
魅藍 S6(Meizu M6s)はMEIZUのスマートフォンとして初めて18:9のアスペクト比の縦長ディスプレイを搭載する見込みで、長らく大事にしてきた触れると戻る、押し込むとホーム操作の出来たホームボタンのmTouchを排除したモデルになります。
中国版の魅藍 S6の内部名は“Meizu mblu S6”になりますが、グローバル展開される時の名称は“Meizu M6s”になります。
SAMSUNGとしては初めてミドルレンジモデル向けのSoCを他社に提供することになります。
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