Xingji Meizu (星紀魅族)は2024年9月6日にエコシステム発表会を開催し、Luckyシリーズを新たに設立すると発表しました。同社はAIに力を入れており、スマートフォン事業を撤退するとの報道も流れましたが、実際には「伝統的な」スマートフォン事業を終了と発表していますので、それ以降に発表している製品はAI端末として市場に出ています。
現在のXingji Meizuは全能旗艦のNubmerシリーズ、性能旗艦のNoteシリーズを展開していますが、今回の発表会で顔値実用のLuckyシリーズの展開を発表しました。この「顔値実用」は見た目もよく実用的を意味する言葉なので、デザインに力を入れたシリーズとも言えそうです。
そのLuckyシリーズの最初の製品はLucky 08で、この名称は最近打ち上げた衛星の名前に起因しています。衛星の名称が01ではないため、Lucky 01からではない点には注意が必要です。
価格は2000元 (約40,500円)程度で、デバイスの種類はAIスマートフォンとしています。発表は今月中としていますが、具体的な日付は不明です。
最初の製品のLucky 08はPure Flyme AIOS (Flyme 11)を搭載しており、AIを断片的に利用できる中途半端な製品にはならないとしています。
Lucky 08はXingji Meizuから発表されるため、実際の名称はMEIZU Lucky 08となるでしょう。この製品は性能も大事ですが、Xingji Meizuがどこまでデザインに革命を起こしてくれるのかが大事で、その部分に注目です。