UNISOCは2019年9月発表のUNISOC T710のCPU周波数を修正しました。発表から2年経って修正しており、しかもその修正はあまり良くない行動の“サイレント修正”です。
発表時は最大周波数が2.0GHzでしたが、9月22日に1.8GHzへ修正。これにより2.0GHz+1.8GHzとされてきたUNISOC T710ですが、正しいスペックは1.8GHz+1.8GHzとなります。
ReaMEIZUでは以前、UNISOC T710とUNISOC Tanggula T740(旧T7510)のCPU周波数が一致しないと記事にしましたが今回の修正によって一致したため、ややこしい問題はなくなりました。
ただ、採用企業の多くはスペック表に旧情報の2.0GHz+1.8GHzを記しているので購入した人は得られるはずであろう性能を享受できない問題が発生し、最悪の場合は訴訟問題まで発展する可能性があります。私は弁護士ではないので今回の問題は専門家に任せますが、少なくともUNISOCは採用企業に対して修正のお願いをするべきだと思います。