Verizon版Galaxy S22シリーズはExynos 2200を搭載か、Samsungと交渉中の噂

Verizon版Galaxy S22シリーズはExynos 2200を搭載か、Samsungと交渉中の噂

2021年9月6日
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Samsung主力製品のSシリーズとNoteシリーズ(2020年で終了の話あり)は国や地域によって搭載しているSoCが異なり、2021年発表のGalaxy S21シリーズはSnapdragon 888 5GExynos 2100の2モデル存在しました。2022年も同様にSnapdragonとExynosの2モデル展開を行う予定ですが、例年とは違う“イレギュラー”な投入を行う可能性が出てきました。

 

韓国の掲示板のClienでは香港からの情報として、ヨーロッパ市場はExynos 2200を搭載確定、北米市場は例年通りSnapdragon 898 5Gを搭載しますがVerizonはExynos搭載機を要求で交渉中、韓国市場と中国・香港市場はSnapdragonが有力ですが中国電信(China Telecom)は自社専用モデルとしてExynos搭載機を要求で交渉中、東南アジア地域市場とインド市場はSnapdragonが有力、南米市場やその他の地域はExynosが確定と明らかになりました。

 

Verizon公式サイト

今回の情報からは日本市場に関するものは明らかにされませんでしたが、“その他の地域”に含まれずに例年通りSnapdragonを搭載するでしょう。また、アメリカ合衆国MNOのVerizonや中国MNOの中国電信がExynos 2200搭載機を交渉しているようで、もしこれが実現すれば2023年や2024年はもっとフレキシブルな販売を行うようになるかもしれません。

 

そして、Samsung内部の情報としてS.LSI事業部はExynos 2200の歩留まりが低いことを理由にIM事業部から単価の値下げを要求され、混乱しているようです。

 

また、IM事業部はS.LSI事業部の回答を受ける事なくExynos 2200搭載量の調整を口実に既にQualcommとの交渉を開始し、Qualcommが単価の引き下げを提案したため、S.LSI事業部はIM事業部の要求を拒否するのが難しくなっています。

 

 

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