Helio G35を搭載したrealme C11がGeekbenchに登場、Helio G35はHelio P35がベース

Helio G35を搭載したrealme C11がGeekbenchに登場、Helio G35はHelio P35がベース

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MediaTek Helio G35を世界初搭載することが明らかとなっているOPPOから分社化したrealmeのスマートフォンのrealme C11がCPU性能を計測するのに長けているGeekbenchに姿を表しました。

 

realme C11はrealme RMX2185の名称で計測され、主なスペックはAndroid 10、RAM 2GBとなっています。Geekbench v4.2.2環境で計測され、シングルコア性能は900点でマルチコア性能は4,153点となっています。わかりやすい性能としてQualcomm Snapdragon 625がシングルコア性能は861点でマルチコア性能は4,244点となっているため、Snapdragon 625登場時はミドルレンジモデル向け機種に多く搭載されましたが2020年基準で考えるとエントリーレベルとなります。

 

開発者コードを使用して詳しく見てみるとCPUは4xARM Cortex-A53(2.3GHz)+4xARM Cortex-A53(1.8GHz)、GPUはIMG PoweVR Rogue GE8320を搭載しています。MediaTekの製品で同じCPUとGPUを採用しているSoCが既に存在しており、それは2018年12月に発表されたHelio P35(MT6765)です(初搭載機はXiaomi Mi Play)。MediaTek製品においてHelio G SeriesはHelio P SeriesにMediaTek HyperEngine Game Technologyを搭載させたモデルとなっており、代表的な例としてHelio P65にその機能を搭載させたのがHelio G70となっています。Helio G70が発表されたときは何故Helio G65にならなかったのが疑問でHelio P70の位置があやふやになることを懸念していましたが、今回はHelio P35のG Series製品ということでHelio G35という名称になっているため非常にわかりやすいです。

 

 

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