Snapdragon 4シリーズ初の5G対応製品となるSnapdragon 480 5GのGPU周波数が、初搭載製品となるvivo Y31sから明らかになりました。
Snapdragon 480 5GのGPUの周波数は最大650MHzで、最小は253MHzとなっています。この他の設定値として565MHzと430MHzと355MHzが用意されており、利用するアプリに応じてこの5つの設定値でGPUが動作します。
Snapdragon 480 5GはGPUにAdreno 619を採用しており、同じGPUを採用した製品としてSnapdragon 750G 5GとSnapdragon 690 5G(Adreno 619L)があります。この2つの製品は最大周波数が800MHzと565MHzとなっていますので、GPUの性能はSnapdragon 690 5GよりもSnapdragon 480 5Gの方が高くなります。
CPUはSnapdragon 750G 5GとSnapdragon 690 5G共にARM Cortex-A77を採用し、Snapdragon 480 5GはARM Cortex-A76を採用していますので、Snapdragon 690 5GとSnapdragon 480 5Gを比較するとカタログスペック上ではCPU性能はSnapdragon 690 5Gが、GPUはSnapdragon 480 5Gが優れているでしょう。後日これらの製品を比較した記事を公開するので、楽しみにしていてください。
Thanks: @hkyamane | 山根康宏のモバイルネタ