先日珠海SASAC関連企業からの出資を受けることが明らかになったMeizu。当初はCEO/董事長の黄秀章(Huang Xiuzhang/Jack Wong)氏の持株比率が49.08%、珠海SASAC関連企業が50.92%となっていましたが、どうやらこの情報が間違っていたようです。国有資本の出資が明らかになって様々なメディアに取り上げられた際に、Meizuはこの情報が間違っていて第三者によって登記情報が公開されている天眼査(Tianyancha)や企査査(Qichacha)、啓信宝(Qixinbao)に訂正をお願いしていると声明を出していました。
この程情報が修正され、様々な情報が明らかになりました。
登録資本金は3億8,139万8,993元(約61億9,500万円)。
CEOの黄秀章氏の持株比率は49.08%、Alibaba関連企業の杭州魅投信息技術有限公司が27.23%、珠海市百業投資合伙企業(有限合伙)が6.22%、珠海市瑞科投資合伙企業(有限合伙)が4.29%、 克拉瑪依丙申宏未股権投資有限合伙企業が2.58%、珠海市啓亜投資合伙企業(有限合伙)が2.11%、珠海SASAC関連企業の珠海虹華新動能股権投資基金(有限合伙)が2.09%、 珠海市源珠信息技術有限公司が1.40%、天音通信控股股份有限公司(Telling Telecommunication Holding Co.,Ltd.)が1.39%、上海修桐投資管理中心(有限合伙)が1.38%、海通開元投資有限公司が1.38%、上海海桐信兮投資中心(有限合伙)が0.84%へ変更されています。
CEOの持株ではない株を全て珠海虹華新動能股権投資基金(有限合伙)として認識させてしまい、100%-49.08%=50.92%で半数を超えてしまったのだろうと考えられます。
珠海SASAC関連企業は796万7946元(約1億3,000万)出資していることが明らかになっており、順番としては7番目です。以前には1億元規模(約16億2,300万)の出資があるのではないかと予想されていましたがわずか8%程度に収まりました。とは言え出資があるというのは事実ですので、国(珠海政府)の関わりがあるというのは間違いはなさそうです。
一部情報ではAlibabaが撤退したと流れていますが、最新の情報ではしっかりと株主として存在しています。