サムスン電子がExynos 2400を開発中、Galaxy S24系列が搭載する可能性あり

サムスン電子がExynos 2400を開発中、Galaxy S24系列が搭載する可能性あり

2023年に発表予定のGalaxy S23系列はExynos 2300を搭載せず、すべての市場でSnapdragon 8 Gen 2を搭載することが明らかになっていますが、2024年に発表予定のGalaxy S24系列はExynos 2400を搭載する可能性が出てきました。

 

公開された情報によると、サムスン電子のエンジニアはExynos 9945を開発中と明らかにしており、これを正しく記載するとS5E9945となり、製品名はExynos 2400となります。サムスン電子はGalaxy S22系列が搭載したExynos 2200の失敗を受けて、旗艦製品向けExynosの開発を一時的に中断するとの報道がありましたが、Exynos 2400の開発は行われる予定です。

 

Exynos 2200は、AMDと協力してRDNA2アーキテクチャに基づいて開発されたXclipse 920を搭載しましたが、当初予定していたクロック数にはならず、結果的にサムスン電子が期待していた性能を発揮することが出来ませんでした。さらに、クロック数を落としたのに過度な発熱が見られたり、GPSが正しく動作しないなどの不具合を抱えました。

 

これらの失敗に起因するのが同社のファウンドリ事業部で、5nm以下の先端プロセスにて歩留まりと性能の低さが調査によって明らかになりました。この問題を解決しないと新製品を開発することは難しいと認識し、旗艦製品向けExynosの開発を中断する決断に至ったようです。

 

開発は中断されましたが、Exynos 2300の研究開発は進められており、これは開発者の脳と腕が鈍らないようにするためとされています。この製品はEVT(技術検証試験)で活用されて、先端プロセスの性能と歩留まりの確認のために生産されますが、量産はしない方向で動いているようです。

 

Exynos 2400の今後については不明瞭な部分が多いですが、先端プロセスの歩留まり、発揮されるべき性能の発揮の問題が解消されれば搭載する可能性があります。そのため、現段階では搭載しない可能性は高いですが、発表されるまでの期間は少しあるので、何か動きが変わる可能性は大いにあります。今後の情報に注目する必要があるでしょう。