SAMSUNGがインドのニューデリーで行われたサムスンモバイルソリューションズフォーラム(Samsung Mobile Solutions Forum/SMSF)にてミドルレンジ向けプロセッサーとしてSAMSUNG Exynos 7 Series 7904とSAMSUNG Exynos 7 Series 7905の存在を明らかにしました。
2018年のSAMSUNGはGalaxy S9/S9+やGalaxy Note9のようなハイエンドモデルよりも手頃な価格で購入できるミドルレンジ市場へ舵を切ったことは有名でしょう。現にSAMSUNGはミドルレンジ向けとしてExynos 7872やExynos 7885、ミドルハイモデル向けとしてExynos 9610を発表しています。Exynos 7885の派生としてExynos 7884やExynos 7884Aを搭載したスマートフォンも存在しています。
更にExynosの市場拡充を目指して主要顧客のMeizuにハイエンドモデル向けプロセッサーではなくミドルレンジ向けのExynos 7872を供給したり、オーディオメーカーのFiiOにExynos 7270を供給したり、Astell&KernのSP1000MにExynos 7420を供給したりしています。
今回、SMSFにてExynos 7904とExynos 7905の存在を明らかにしましたが詳細なスペックは明かされていません。Exynos 7885やExynos 7872よりも数字が大きいことからそれ以上のスペックになることは間違いないと考えています。
Exynos 9610は3月に発表されましたが未だに搭載機が存在していない現状です。存在のみ明かされたExynos 7904とExynos 7905はいつ発表いつ搭載機が出来るのか不明です。