Samsung 4nmのSnapdragon 8 Gen 1の歩留まり率は35%、次期旗艦製品はTSMC N3に一元化する可能性

Samsung 4nmのSnapdragon 8 Gen 1の歩留まり率は35%、次期旗艦製品はTSMC N3に一元化する可能性

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Samsung 4nmで製造されるSnapdragon 8 Gen 1の歩留まりが低く、Qualcommは2022年末に発表予定のSnapdragon 8 Gen 2をTSMC N3に製造を委託する可能性が高いと報じられました。

 

韓国の媒体のThe ElecはSamsung 4nmで製造されるSnapdragon 8 Gen 1の歩留まり率が35%と明かしました。これは「100枚生産した場合に良品が35枚、不良品が65枚」を意味し、生産するたびに半数以上の不良品が発生するため、状況が解決しないと将来的にSnapdragon 8 Gen 1の安定的な供給に問題が発生するでしょう。

 

ちなみに、同じくSamsung 4nmで製造されるExynos 2200は更に低いようです。それと比較してSnapdragon 8 Gen 1の歩留まりが高い理由として関係者は、Qualcommの役員と技術者がSamsung Foundryに常駐して問題を解決したとしています。

 

しかし、Qualcommは根本的な解決は難しいと判断し、4nmはSamsungとTSMCの二元製造を、3nmはTSMCの一元製造(全量委託)を行うと決めたようです。つまり、Snapdragon 8 Gen 2がTSMC N3で製造されることを意味し、負の称号の“爆熱SoC”を捨てるときが近づいてきています。

 

Qualcommの決定は、Samsungは大口の顧客を逃し、TSMCはAppleとQualcommの2大巨頭を抱えることを意味します。また、4nmや3nmの最先端技術で遅れを取ったため、SamsungはDS部門のファウンドリ事業部の経営監査に着手したとの報道もあります。

 

多くの企業が「安定的な供給」と「高い技術」を求めてTSMCと契約を行う現状で、Samsungは挽回することができるでしょうか。半導体業界のためにはSamsungの存在は必要ですが、技術者が問題を解決しても歩留まり率が最大で35%であることを考慮すると茨の道でしょう。

 

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