QualcommがSnapdragon 632、Snapdragon 439、Snapdragon 429を発表

アメリカのQualcommはミドルレンジモデル向けプラットフォームの「Snapdragon 632 Mobile Platform」、エントリーモデル向けプラットフォームの「Snapdragon 439 Mobile Platform」と「Snapdragon 429 Mobile Platform」の3つを発表しました。

 

「Snapdragon 632 Mobile Platform」はSnapdragon 652/626の後継機にあたるプラットフォームとして開発され、総合性能が40%向上することに成功しています。

主なスペックは、製造プロセスが14nm FinFET、CPUがクロック数が共に1.8GHzのARM Cortex-A73とA53をセミカスタムしたQualcomm Kryo 250のオクタコア構成、GPUはQualcomm Adreno 506でクロック数は不明、ISPは2400万画素のシングルカメラと1300万画素のデュアルカメラに対応、DSPはQualcomm Hexagon 546 DSPとQualcomm All-Ways Aware technology、RAM規格は不明、ディスプレイサイズは19:9のFHD+(2240×1080)に対応、WLAN規格は802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、GPSシステムはGPS、Glonass、BeiDou(北斗)、Galileo、QZSS、SBASに対応しています。

通信モデムはQualcomm Snapdragon X9 LTE Modemを搭載し、通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応しています。LTEカテゴリーはDLがCat.13(300Mbps)でULがCat.5(150Mbps)となっています。(Qualcommの表記を採用)

 

「Snapdragon 439 Mobile Platform」はSnapdragon 430の後継機として開発され、製造プロセスが28nmから12nm FinFETへ変更することでCPU性能と消費電力効率を25%の引き上げに成功しています。GPU性能も20%の性能向上が出来ています。

主なスペックは、製造プロセスが12nm FinFET、CPUがARM Cortex-A53(1.95GHz)のオクタコア構成、GPUはQualcomm Adreno 505でクロック数は不明、ISPは2100万画素のシングルカメラと800万画素のデュアルカメラに対応、DSPはQualcomm Hexagon 536 DSP、RAM規格は不明、ディスプレイサイズは18:9のFHD+(2160×1080)に対応、WLAN規格は802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、GPSシステムはGPS、Glonass、BeiDou(北斗)、Galileo、QZSS、SBASに対応しています。

通信モデムはQualcomm Snapdragon X6 LTE Modemを搭載し、通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応しています。LTEカテゴリーはDLがCat.5(150Mbps)でULがCat.4(75Mbps)となっています。

 

「Snapdragon 429 Mobile Platform」はSnapdragon 425の後継機として開発され、Snapdragon 439と同じく製造プロセスが28nmから12nm FinFETへ変更されたことによってCPU性能と消費電力効率を25%の引き上げに成功し、GPU性能は50%の飛躍的な性能向上に成功。

主なスペックは、製造プロセスが12nm FinFET、CPUがARM Cortex-A53(1.95GHz)のクアッドコア構成、GPUはQualcomm Adreno 504でクロック数は不明、ISPは1600万画素のシングルカメラと800万画素のデュアルカメラに対応、DSPはQualcomm Hexagon 536 DSP、RAM規格は不明、ディスプレイサイズは18:9のHD+(1440×720)に対応、WLAN規格は802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、GPSシステムはGPS、Glonass、BeiDou(北斗)、Galileo、QZSS、SBASに対応しています。

通信モデムはQualcomm Snapdragon X6 LTE Modemを搭載し、通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応しています。LTEカテゴリーはDLがCat.5(150Mbps)でULがCat.4(75Mbps)となっています。

 

エントリーモデル向けプラットフォームとして開発されたSnapdragon 439とSnapdragon 429は、Roland Quandt 氏によると「Android Oreo (Go edition)」を採用したスマートフォンに搭載されると見られ、主な使用ベンダーはASUSとXiaomi、MEIZUの名前が挙がっています。ここ最近のSoC市場は、Qualcommがミドルハイ向けのSnapdragon 710を開発したり、MediaTekがミドルレンジモデルに注力したり、SAMSUNGが急に多くのミドルレンジからエントリーモデルのSoCを開発したりするなど、手頃な値段で購入できるスマートフォンに合わせた開発が進んでいます。

今回のQualcommによる3製品も手頃な値段で購入できるスマートフォンに搭載されるものなので、2018年はミドルレンジ市場が盛り上がっています。2018年の頂点に経つのはどこになるでしょうか。

 

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