Qualcomm Japan、Snapdragon 888 5Gの名前の由来を公開

Qualcomm Japan、Snapdragon 888 5Gの名前の由来を公開

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Qualcommは現地時間2020年12月1日(日本時間2020年12月2日)に開催したQualcomm Snapdragon Tech Summit 2020にて新しいプレミアムティアSoCとしてQualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platformを発表しましたが、従来製品はSnapdragon 865 5GSnapdragon 855となっているためその命名規則からSnapdragon 875 5Gになると予想されていましたが、実際に発表された製品はSnapdragon 888 5Gとなったことで様々な憶測が飛んでいます。そんな中、Qualcommの日本法人のQualcomm Japanの公式TwitterアカウントがSnapdragon 875 5GではなくSnapdragon 888 5Gになった理由を明かしました。

 

Qualcomm Japanの公式Twitterはアイティメディア株式会社が運営するITmediaの記事を引用し「Qualcomm Snapdragonでは“8”という数字は、プレミアムティアを意味してきました。今回発表のSnapdragon 888は究極のプレミアムティアのSnapdragonということで、“888”という品番になりました。」と明かしています。引用記事のITmediaではSnapdragon 888 5Gの命名理由として2つの意味があると考え、1つ目は「プレミアムティアの型番が「8xx」ということから「8」を並べたという考え」と、2つ目は「中国で縁起のいい数字とされる「八」を3つ合わせて“験を担いだ”という考え」を公開していますが、Qualcomm Japanの公式Twitterアカウントは前者のみを言及しているため、後者の可能性は捨てきれない現状ではありますが、現在のQualcommの見解としては“究極のプレミアムティア"として8を連ねてSnapdragon 888 5Gにしたというのが有力となります。

 

もちろん、ITmediaが予想した2つ目の理由となる中国を意識したというのは全くの的外れではなく、Qualcommが公開したSnapdragon 888 5Gを採用する企業のリストでは8割方中国企業となっているため、考えられる理由にはなると思います。また、Gartnerが公開した2020年Q3時点のシェア上位にはSnapdragon製品を多く採用するXiaomiが3位、OPPOが5位とシェア上位が中国企業となっているためQualcommにとって中国企業は非常に大事な顧客でしょう。

 

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