Qualcommは最大周波数2.71GHzのSnapdragon 768 5Gを準備中、“Lito”シリーズは4製品存在か

Qualcommは最大周波数2.71GHzのSnapdragon 768 5Gを準備中、“Lito”シリーズは4製品存在か

注:当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

QualcommがSnapdragon 768 5Gを準備していることがGeekbenchによって明らかになりました。混同すると思うので先に記載すると、Redmi K30 5G Speed(Redmi K30 5G 極速版)が搭載しているものはSnapdragon 768G 5Gです。

 

QUALCOMM Lito for arm64の名称で計測され、スペックはAdnroid 10+RAM 8GBとなっています。Geekbench v4.2環境でのスコアはシングルコア性能は3,306点、マルチコア性能は7,110点となっています。

 

Geekbenchには開発者向けコードが有り、それを利用すると詳しい内容を見ることが可能になっています。その開発者向けコードを使用し詳しく見るとCPUは1+1+6のオクタコア構成で周波数は2.71GHz(2707MHz)+2.34GHz(2342MHz)+1.80GHz(1804MHz)、GPUはAdreno 620を採用しています。Snapdragon 768G 5Gは同じく1+1+6のオクタコア構成で周波数は2.80GHz(2803MHz)+2.40GHz(2400MHz)+1.80GHz(1804MHz)、GPUはAdreno 620を採用しており、今回姿を表したQUALCOMM Lito for arm64はSnapdragon 768G 5Gの低クロックモデルとなりますので、命名規則から考えるとSnapdragon 768 5Gになると考えています。

 

ちなみに“Lito”はコードネームで、Snapdragon 765 5GSnapdragon 765G 5Gも同じです。Snapdragon 765 5G/765G 5Gも1+1+6のオクタコア構成を採用し、GPUはAdreno 620を搭載していますので、Qualcommは似た製品を乱発をしているような印象を受けます。このSnapdragon 768 5G、Samsungが公開したSamsung Galaxy S20シリーズのカーネルソース含まれていたため試作機ではないかと思っていましたが、どうやら本当に存在する製品となる見込みです。

 

 

Source