QualcommがSnapdragon 6150とSnapdragon 7150を開発しているとドイツメディアのWinFutureが伝えました。
WinFutureはQualcommがSnapdragon 8150(Snapdragon 845の後継機のSnapdragon 855の正式名称候補)の他に少なくとも2つのプラットフォームを用意しているようで、GitHubにSnapdragon 6150とSnapdragon 7150に関するリポジトリを発見たようです。どちらもミドルレンジモデル向けプラットフォームとして開発しているのではないかと予想しています。Snapdragon 6150はSnapdragon 636の後継機として、Snapdragon 7150はSnapdragon 710の後継機として開発されています。
どちらもオクタコア構成を採用し、QualcommによるマイクロアーキテクチャのKryoを採用しているようです。
スペックの全貌はわかっていませんがSnapdragon 6150は先日発表されたSnapdragon 675と同じく11nm FinFET製造プロセスを採用し、Snapdragon 7150はSAMSUNG製8nm FinFET製造プロセスを採用するのではないかと言われています。
更にSnapdragon 7150はミドルレンジモデル向けながらWQHD+(2880x1440)解像度をサポートするようで、かなりハイレベルなプラットフォームに仕上がる可能性が高いとのこと。
この2つのプラットフォームはフラッグシップモデル向けプラットフォームとして開発されているSnapdragon 8150が発表された後に発表されるようです。Snapdragon 8150が12月に発表されると考えられているので、Snapdragon 6150とSnapdragon 7150は来年2019年のQ1(1月-3月)に発表されます。
Qualcommはスマートフォン向けプラットフォームとPC向けプラットフォームの名称が混在しているのを快く思っていないと言われており、スマートフォン向けを4桁にすると予想されています。