MEIZU(魅族科技)は2017年4月26日に行われたMシリーズスマートフォンの発表会にて「魅藍E2(Meizu M2 E)」を発表しました。
PRO、MX、Mの全てのシリーズ初の前面カメラ800万画素を搭載したスマートフォンで、背面のアンテナライン上にカメラとフラッシュが配置されているのが新しいデザインとなっています。
SoCはHelio P20(MT6757)を搭載し、Antutuベンチマークスコアは約65,000点程で、3Dスコアが約11,000点です。
Qualcommのプラットフォーム「Snapdragon」を搭載した機種は年末に発表する予定のようです。
Meizu M2 Eのスペックは以下のようになります。
概要 | |
---|---|
名称 | Meizu M2 E(中国版) |
型番 | M741Y(全網通公開版)
M741A(中国移動版) |
コードネーム | m1741 |
発売日 | 4月29日(3GB+32GB)
5月12日(4GB+64GB) |
本体価格 | 1299元
1699元 |
本体情報 | |
Android | Android 6.0.1 Marshmallow |
Flyme OS | Flyme 6
Flyme powered by YunOS |
SoC | MediaTek Helio P20(MT6757) |
動作周波数/コア数 | ARM® Cortex®-A53™ 2.3GHz x4
+ ARM® Cortex®-A53™ 1.6GHz x4 |
GPU | ARM Mali-T880 MP2 |
RAM | 3GB LPDDR4X
4GB LPDDR4X |
内蔵ストレージ | 32GB
64GB |
カメラ | リア 1300万画素 |
フロント 800万画素 | |
MicroSDスロット | 有(128GB) |
SIMスロット | nanoSIM x2 |
バッテリー容量 | 3400mAh |
バッテリー取り外し | - |
その他 | ? |
ディスプレイ | |
インチ | 5.5インチ |
解像度 | 1920 x 1080 (FHD) |
種類 | IPS液晶 |
サイズ | |
縦 x 横 x 厚 | 153.7 x 75.7 x 7.5 mm |
重量 | 155g |
通信方式 | |
4G | ・FDD-LTE
Band 1(2100)/3(1800)/7(2600) ・TD-LTE Band 38/39/40/41 |
3G | ・W-CDMA
850/900/1900/2100 ・CDMA2000 800 |
2G | ・GSM
850/900/1800/1900 |
その他 | ・Wi-Fi
802.11 a/b/g/n/ac (5GHz + 2.4GHz) ・Bluetooth Bluetooth 4.1 |
カラーラインナップ | |
カラー | ブラック/シルバー/ローズゴールド |
発表会の様子
今回の発表会のプレゼンターは副総裁の李楠 氏がつとめました。
従来機となる魅藍E(Meizu M3E)の紹介から始まりました。
魅藍Eは中国大手の通販サイト、京東にて好評率が95%にのぼりました。
スマートフォンの買い替えはスペックが不足したのが大きな要因としています。
もちろん、買い替えの際にはデザインが大きく左右され、メーカー独自色が出ているのかというのが重要になっています。
魅藍E2はスペック、デザインともに大事にしています。
魅藍E2は155gで、「魅族 = 軽い」という等式を再度復活させています。
背面のデザインは10年全く進化しておらず、つまらないとの指摘。
フラッシュをアンテナライン上に配置するというデザインを採用。
シルバー/ブラック/ローズゴールドの三色展開。
TENAAにはローズゴールドの存在はありませんでしたが、追加で申請すると思います。
魅藍EにはStar Trekとコラボしたモデルが存在しています。
今でも京東で購入することが出来ます。
魅藍E2にもコラボモデルが存在し、トランスフォーマー 5とコラボした製品を用意し、5月下旬に販売開始予定です。
5.5インチFHDの403ppiです。
Helio P20(MT6757)を搭載。
「私達はもうHelio P10は必要ない」とのこと。
GPUはMali-T880 MP2を搭載。
魅藍Eと比較して50%の性能上昇がされているとのこと。
製造プロセスは16nm。
基本的に数字が低いほうが良いとされています。
内蔵ストレージは32GB/64GBの2容量。
RAMは3GBと4GBの2モデル。
RAMはLPDDR4Xを採用。
初期搭載OSはFlyme 6でAlibabaのYunOSを組み込んだFlyme powered by YunOSを採用。
初期搭載OSにFlyme 6が採用されるのは魅藍E2が初めてです。
バッテリー容量は3400mAhを搭載。
日常使用であれば2日間はゆうに持つようです。
mChargeに対応し、9V/2Aの最大18Wでの充電が可能。
削除が噂されたホームボタン「mTouch」は搭載しています。
0.2sでの解除スピードです。
背面カメラは1300万画素となっています。
センサーは未発表です。
フラッシュは4つ搭載。
より明るい撮影が可能です。
前面カメラは800万画素。
今までのMeizuスマートフォンに800万画素のカメラが採用されたことはありません。
「one more thing」として新機能を紹介。
電話中に背面のフラッシュが輝くようになっています。
日本のフィーチャーフォンにも搭載されている機能ですね。
さらに、この4つのフラッシュは光り方によって表しているものが変わるようで、机などに画面を置いていても何の通知がわかるようになっています。
専用ケースを用意。
グリーン、レッド、ブルーの3色用意。
Hi-Caseという名前のようです。
背面のフラッシュを操作することが出来るケースで、99元で販売。
価格は1299元と非常に格安となっています。
4GB+64GBモデルは1599元。
本日16:30(CST)にて予約開始。
3GB+32GBは4月29日に販売開始。
シルバーとローズゴールドの4GB+64GBモデルは5月12日に京東にて販売開始。
従来機のMeizu M3Eと「スペックで」比較した記事がありますので、是非ご覧ください。