初代OryonはCortex-X5と性能差があまりない可能性、電力効率で差が発生か

初代OryonはCortex-X5と性能差があまりない可能性、電力効率で差が発生か

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QualcommはSnapdragon 8 Gen 4でNUVIA製CPUを採用する予定ですが、同時期の競合他社の製品が採用するArm製のCortex-X5と性能の差があまりない可能性が噂されています。

 

韓国の情報通の吸血鬼王氏によると、初代NUVIA製CPUとCortex-X5の性能の差はあまりないようで、優劣を決めるのは消費電力の量になるようです。つまり、ワットあたりの性能、電力効率によってどちらが優れているのかわかります。NUVIA製CPUの名称は、Qualcommが先月に開催したイベントでOryonになると発表されています。

 

同氏はGeekbench 5におけるシングルコア性能はどちらのCPUも1900点から2000点を予想しており、現時点でCortex-X4が1800点程度の予想がされているので、性能の向上幅としてはそれほどない可能性があります。

 

初代OryonはSnapdragon 8cx Gen 4が初搭載する予定なので、その時に性能と電力効率が判明する見込みです。そのため、Snapdragon 8 Gen 4の成功と失敗は、Snapdragon 8cx Gen 4の完成度に左右されていると言っても過言ではありません。

 

Snapdragon 8 Gen 4の現時点で判明しているスペックは、製造プロセスがTSMC 3nm N3E、CPUがPhoenix-Lを2基、Phoenix-Mを6基の2+6構成を採用することが明らかになっています。過去の慣例から見ると、Xiaomi 15、Galaxy S25、OPPO Find X8が搭載する予定で、2025年を代表する旗艦製品が搭載し、さまざまな市場で販売される予定です。

 

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