MEIZUが昨日意味深な予告を行った“11”はAndroid 11を表しており、今日2020年12月22日11時11分(中国時間)にQualcomm Snapdragon 865 5Gを搭載したMeizu 17とMeizu 17 ProのAndroid 11アップデートを約束しました。
Meizu 17とMeizu 17 ProはAndroid 10を初期搭載しているため、Android 11へアップデートされれば1世代Android OSが新しくなります。MEIZUはAndroid OSのアップデートに対して非常に消極的な企業で、MEIZUの機種はAndroid OSをベースとしたFlyme OSを搭載しており、そちらの更新はすべての機種でサポートされていますが、過去には1度もAndroid OSの更新がないまま生涯を終えた機種も存在しています。しかし、Meizu 17とMeizu 17 Proはどうやらその過去とは決別した機種になりそうです。
Android 11アップデートは即日配信というかたちではなく多くの企業が採用しているClosed Beta->Stableという流れを採用し、翌日の2020年12月23日よりClosed Beta Userを募集し、正式な安定版は2021年春季にリリースする予定であることを明らかにしています。春季は中国では3月から5月を意味していますので、最低でも2ヶ月のClosed Beta期間が存在します。Closed Beta期間中に一般のユーザー向けの通常のアップデートに関しては今の所情報はなく、SamsungはGalaxy Note20シリーズやGalaxy S20シリーズのAndroid 11ベースのOne UI 3.0のClosed Beta期間に通常のアップデートも並行して行っていましたがMEIZUとは企業規模が全く異なっているので、MEIZUは暫定的な最終安定版を近く配信し、Closed Betaに注力することが考えられます。