Meizu POP3 Review - Change Design, But Bad Design

Meizu POP3 Review - Change Design, But Bad Design

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Meizu(魅族科技)のTWS製品のMEIZU POP3を購入し使用したのでレビューを行います。イヤホンのレビューなので音質について気になる方が多いかもしれませんが、私の耳の形とイヤホンの形状の相性が最悪で満足に視聴出来なかったので、その点の評価が気になる人は申し訳ありませんが他のサイトを見てください。

 

製品名 中: 魅族 POP3 真無線耳机

英: MEIZU POP3 True Wireles Earphones

型番 MEIZU POP 3
対応Bluetooth Bluetooth 5.2
インピーダンス 32Ω
最大入力 5mW
音圧感度 122dB@1KHz
マイク感度 -38dB@1KHz
再生周波数帯域 20Hz-20KHz
バッテリー容量(イヤホン/片耳) 40mAh
バッテリー容量(BOX) 400mAh
防水/防塵 IPX5/-
最大利用時間 24時間
Flyme Connection 対応
価格 229元(約4,100円)

MEIZU POP3の主な仕様は上の通りで、ANC機能やENC機能は搭載していません。防水性能としてIPX5に対応している以外は、Amazonなどで販売されている様々な製品と差異はないでしょう。

 

Flyme ConnectionはiPhoneとAirPodsの接続を容易にする仕組みと同じで、Meizu製品において接続が容易になっています。

 

箱は真四角で、それほど大きなサイズではありません。

 

背面はイヤホンの優位点が4つ記載されており、防水性能や連続視聴時間の長さなどをアピールしています。

 

内容物はMEIZU POP3本体と説明書(中/英)。インイヤー型なので、イヤーピースはありません。

 

先代のMEIZU POP2sと並べてみると、カクカクとしたデザインから丸みを帯びたデザインへ変更されていることに気がつきます。下部は充電用のUSB Type-Cポートを備えています。

 

パカッと開けても同様で、MEIZU POP3は平らなデザインを採用しています。ただ、見た目は非常に美しいですが、取り出しにくいという欠点があります。デザイン美“だけ”を追求すると、消費者の使いやすさは後回しになってしまう良い例(悪い例)です。

 

イヤホンの形状はMicrosoftが販売しているSurface Earbudsと同じインイヤー型を採用。Meizuは囲碁に用いられる碁石を基に設計しており、この設計を「小玲瓏」と名付けています。「小玲瓏」は小さくてスマートを表す「小巧」と絶妙で繊細を表す「玲瓏」を合わせた造語で、小さくて繊細を表します。

 

前述の通りFlyme Connectionに対応しており、Meizu 18X(Review)との接続は箱を開けるとペアリング画面がポップアップし、Connectをタップすると接続が出来るので簡単です。

 

Functionをタップすると操作説明が中国語で表示され、音楽再生時に2回タップすると再生と停止、着信時は受話と切断、左イヤホンを3回連続で触れると曲戻し、右イヤホンを同様に触れると曲送りが出来ます。音量の調節は接続したスマートフォンやタブレット、PCなどで行う必要があります。

 

MEIZU POP3はMEIZU POP Pro(Review)やMEIZU POP2s(Review)が採用していたカナル型からインイヤー型へ変更し、耳珠と対耳珠(対珠)を利用し耳にはめ込むように装着する方法になりました。そのため、インイヤー型が全くフィットしない耳の形をしている私は「使用せずに批判する前にとりあえず試してみよう」の気持ちで購入し装着してみましたが、ものの見事に装着できませんでした。

 

それっぽく引っかかった時にYouTubeでBTSのDynamiteや緑黄色社会のMela!を聞いてみましたが、フィットしていないが故に周りの音がしっかりと聞こえ、音楽を楽しむことが出来なかったので評価ができません。申し訳ございません。

 

今回のデザイン変更は確かに美しいものですが、私にとっては全く嬉しくないものです。「イヤホンなのに全く音楽を楽しめない」のは致命的な欠陥で、こんなにも悲しい製品を制作するようになってしまったのかと心配になりました。というのも、Meizuはオーディオ機器から始まった企業で、世の潮流としてカナル型が流行っているのは百も承知のはずなのに、不要な“デザイン美”を追求して音楽を楽しめない人を作ってしまったのは罪な行為です。

 

全く視聴ができなかったMEIZU POP3ですが、ひとつだけ良いところがあります。文中にもありますが、Surface Earbudsとほぼ同じデザインを採用していますので、低価格でSurface Earbudsとの相性を知ることが出来ました。(そのため、Surface Earbudsを購入することはありません)

 

MeizuはAliExpressに公式店舗のMEIZU Official Storeを開店していますが、記事執筆時はMEIZU POP3を販売していません。過去の例からすると販売は確実だと思いますので、気になった方は以下のリンクをタップ(クリック)して確認してみてください。

 

MEIZU Official Store - MEIZU POP3(販売確認後リンクへ変更)