Meizuがオレオ型カメラの特許を取得したことが中国特許庁(SIPO)によって明らかとなりました。Meizuが新スマートフォンにオレオ型カメラを採用することが伝えられており、今回の特許取得によって真実へと近づいていっています。
オレオ型カメラの特許は2種類のデザインを取得していて、1種類目は特許申請日が2019年6月13日、認可発表日が2020年1月21日、認可番号がCN305568957Sです。こちらのデザインは5つの穴があいていて、中心の穴から見るとX状にカメラが配置されています。実際に採用するとなると真ん中の穴がLEDフラッシュで周りの4つの穴にカメラが収まると考えています。2020年2月現在、Meizuにおける最多のリアカメラ搭載数は3つ(Meizu 16Xs、Meizu 16s Pro、Meizu M10、Meizu 16T)なので、4つ搭載することは初めてとなります。
2種類目は特許申請日が2019年6月13日、認可発表日が2020年1月21日、認可番号がCN305568958Sです。こちらのデザインは1種類目と異なって4つの穴があいていて、四角に穴が配置されています。右上の穴だけ他とは異なって二重丸になっているため、これはMeizuが大事にしているリング状のLEDフラッシュが配置されるでしょう。Meizu 16s Proではリング状のLEDフラッシュの中にカメラが配置されてありましたので、こちらも4つのカメラが収まると考えています。
リング状のLEDフラッシュは2016年4月に発表されたMeizu PRO 6から採用が始まり、代々最上位モデルのみが採用されています。このため2種類目のデザインはMeizuとして初めて5G通信に対応するQualcomm Snapdragon 865 5Gを搭載したMeizu 17に使用されるのではないかと考えています。一方で1種類目は採用するのであれば新しい機能やデザインの採用が許されているNoteシリーズの最新モデルとMeizu Note10(仮称)が候補としてあります。
今回取得した特許はIDデザイナーの汪東偉(Wang Dongwei)氏の他にCEO兼董事長の黄秀章(Huang Xiuzhang/Jack Wong)氏が関わっています。