4月22日に発表されたMEIZU創立15周年を記念したMeizu 15シリーズスマートフォン(Meizu 15 Plus/Meizu 15/Meizu M15)の後継機モデルとなるMeizu 16シリーズスマートフォンに使用するとみられる筐体デザインの特許をSIPO(中華人民共和国国家知識産権局)に出願し、申請が受理されたことが判明しました。
Meizu 16シリーズの存在は、Meizu 15シリーズが発表される前にCEOの 黄章(Jack Wong) 氏が明らかにしています。
申請番号は2017304316120、承認通知番号はCN304596795Sです。
最初の画像は指紋認証センサーにあたる部分が存在していないので、ディスプレイ内部に埋め込まれていると考えています。新技術はフラッグシップモデルに採用されることが多いので、これはMeizu 15 Plusの後継機にあたるMeizu 16 Plusが採用する可能性があります。もしかすると中位モデルとなるMeizu 16の採用の可能性もあります。
デザインはMeizu 15シリーズに採用されていたホームボタンを廃止し、18:9のアスペクト比のディスプレイが搭載できるようになっています。前面カメラの位置が中央だったのが向かって右側に移動し、最上部には受話口とスピーカーが配置されてMeizu 15 Plusと同じくステレオスピーカーを搭載するものと見られます。背面はMeizu 15 Plusと変わらず縦に並んだデュアルカメラの下にリング状に配置されたLEDフラッシュの存在が確認できます。下部にはイヤホンジャックとUSB Type-Cポートで、昨今のスマートフォン市場ではイヤホンジャックを廃止する流れがきていますが、MEIZUは有線タイプのイヤホンを製造・販売していますので今の所は消極的なのが見て取れます。
もう一つのデザインは先程のデザインと同じくホームボタンが廃止されて18:9のアスペクト比のディスプレイを採用し、背面にはデュアルカメラが配置されています。ただ、大きく異なる点はデュアルカメラの上に何か配置されており、これはMeizu M6 Noteのように横に並んだLEDフラッシュを配置するのではないかと考えています。ですのでデュアルカメラの下にある円形のものは指紋認証センサーで、MEIZUとしては初めて背面に指紋認証センサーを配置するのかもしれません。
このデザインはMeizu 16 PlusやMeizu 16のものより少し劣っているのでMeizu M15の後継機モデルとなるMeizu M16が採用される可能性があります。
あくまでのデザインの特許を取得した、ということなので必ずMeizu 16シリーズスマートフォンに採用されるものではありません。しかし、Meizu 15シリーズスマートフォンのデザインと酷似していますので、採用する可能性という面では極めて高いと考えています。
CEOによるとMeizu 16シリーズの発表・販売は2018年8月に行うと明かしており、大きな騒動がなければこの月に発表会が行われるでしょう。採用が期待されているSoCはSAMSUNG Exynos 9 Series 9810やQualcomm Snapdragon 710 Mobile Platformとなっており、MEIZUの2018年における真のフラッグシップモデルとして期待されています。
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