国際市場向けに販売されているSamsung Exynos 8895を搭載したMeizu 15 Plus、Qualcomm Snapdragon 660を搭載したMeizu 15、Snapdragon 626を搭載したMeizu 15 Lite(中国市場向けはMeizu M15)が最後のアップデートから2年経過していることが明らかになりました。
国際市場向けのMeizu 15 PlusとMeizu 15、Meizu 15 Liteの最初のアップデートはMeizu 15 Plusが2018年7月、Meizu 15とMeizu 15 Liteが2018年6月で、2回目のアップデートは2018年8月となっていますので、たった2回のアップデートを行ったのち2年間の放置を行っているということになります。更にMeizu 15シリーズ製品はCEOが開発の中心になるという方針に転換した後の初の製品ということで、他の機種のサポートを続けることも大事ですがこの機種のサポートを続けることはその体制を維持し続けていることを表しているので大きな意味があると考えています。
2年間のサポート、3年間のサポート、3世代のサポートが重要な告知として各企業から発表される中、2年間の放置は非常に珍しい企業に入るのではないでしょうか。更にMeizu 15シリーズ製品は比較的サポートの厚い中国市場向けにおいてAndroid 10へのアップデートが行われない機種となっており、現在最新のアップデートがMeizu 15 PlusとMeizu 15は2019年12月、Meizu M15は2020年1月となっていますので半年以上の期間が空いています。そのため、国際市場向けと中国市場向け共にセキュリティの関係から使用することはおすすめできません。
Meizu 15 PlusとMeizu 15、Meizu 15 Liteは2018年4月に発表された製品なので2020年8月の今は2年間のアップデート保証を行っている企業から見てもサポート対象外となりますが、サポート対象外になるまでアップデートを一切行わないというのはありえないと考えています。Meizuは今後サポートしない機種とする機種を発表し、ひたすらにアップデートを待ち続けている悲劇のユーザーを開放してあげたほうがいいでしょう。