MediaTek Helio A25(MT6762D)のベンチマークスコアが判明。VS. Helio A22、Helio P35、Unisoc T310、Snapdragon 439

MediaTek Helio A25(MT6762D)のベンチマークスコアが判明。VS. Helio A22、Helio P35、Unisoc T310、Snapdragon 439

Antutu Benchmark

MediaTekのエントリーモデル向けHelio Aシリーズに属する、MediaTek Helio A25(MT6762D)のAnTuTu BenchmarkとGeekbenchのスコアが判明しました。2020年4月現在、Helio A25を搭載しているのはwiko View4 LiteとInfinix Hot 9の2機種で、今回は前者のwiko View4 Liteのスコアが判明したので、こちらを用いてHelio A22、Helio P35、Unisoc T310、Qualcomm Snapdragon 439と簡単に比較します。

今回の比較はあくまでもベンチマークスコアなので、実使用感においての考察は行いません。

 

Helio A25のスペックはCPUが4xARM Cortex-A53(1.8GHz)+4xA53(1.5GHz)、GPUがIMG PowerVR GE8320で600MHz、製造プロセスは12nm FinFETとなっています。Helio A22との変更点はCPUのコア数を増加し周波数を変更、GPUの周波数を変更、LTEカテゴリーをランクダウンが挙げられます。LTE Cat.4は下り150Mbps/上り50Mbpsですが、LTE Cat.7/13は下り300Mbps/上り150Mbpsとなっており、大きな差があります。Helio A25はHelio A22よりも数値が大きいので全て優れているというわけではなく、少々難解な命名方式となっています。

 

AnTuTu Benchmark v8の結果はCPU性能が41,727点、GPU性能が6,912点、MEM性能が28,258点、UX性能が16,343点で総合性能は93,240点という結果になりました。Helio A22と比較してHelio A25のCPU性能は約32%、GPU性能は約70%向上しています。CPU性能は低クロックになっていますがコア数はクアッドコアからオクタコアに変更されたことで性能が上がり、GPUは低クロックになっているはずですが何故か性能が上がっています。GPU性能が上がったという点については謎が多いです。

MEM性能はRAM容量と内蔵ストレージの容量で変化するため、今回はHelio A25搭載機のほうが容量が大きかったのでしょう。

 

Geekbench v4での性能は、シングルコア性能が766点、マルチコア性能が3,729点となりました。Helio A22と比較してシングルコア性能は6%ダウン、マルチコア性能は57%向上しています。シングルコア性能のスコアが低いのはHelio A25は1.8GHzのA53ですが、Helio A22は2.0GHzのA53となり、周波数の高いHelio A22の方が上回ります。マルチコア性能はクアッドコアよりもオクタコアの方が多数の処理を行えるので、Helio A25の方が高くなります。

 

参考(1) | (2)