MediaTek Dimensity 1000ファミリーは4種類、3種類は未発表

MediaTek Dimensity 1000ファミリーは4種類、3種類は未発表

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先日MediaTekは5G通信に対応したプロセッサーのMediaTek Dimesity 1000を発表しましたが、新たに3つの5G通信対応プロセッサーを開発中であることが判明しました。

 

MediaTekが5G通信対応プロセッサーを開発していることが伝えられたときは型番がMT6885でしたが、11月26日に中国の深センで行われた発表会ではMT6889であることが判明しました。

 

MediaTekが発表したMT6889はMT6885の高クロックモデルであると台湾メディアの経済日報によって判明しており、ベースモデルとなるMT6885が近い将来姿を表すでしょう。更に、低クロックモデルとなるMT6883を開発中であることがウェイボーユーザーの@我用第三人称氏によって伝えられました。

 

MT6889、MT6885、MT6883のCPUは等しく4xCortex-A77+4xCortex-A55が搭載されていますが、GPUが異なっているようでMT6889はMali-G77 MC9、MT6885とMT6883はMali-G77 MC7が搭載されています。CPUの周波数はMT6885をベースモデルとすると、MT6889は高クロックに、MT6883は低クロックに仕上がっています。

 

この他ミドルハイモデル向けにMT6873を開発しており、CPUは4xCortex-A76+4xCortex-A55、GPUはMali-G57 MC5になり、初期はOPPOとvivoが独占的に使用し、その後XiaomiとHuaweiが低価格モデルに使用するようです。

 

MediaTek Dimensity 1000は7nm FinFET製造プロセス、CPUには4xA77(2.6GHz)+4xA55(2.0GHz)のオクタコア構成、GPUにはMali-G77 MC9(836MHz)、APU 3.0は2+3+1の6コア構成を採用しています。AnTuTu Benchmark v8では51万点を叩き出し、Snapdragon 855 PlusやSamsung Exynos 9825よりも高い性能であることが結果から現れています。

 

 

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