未発表型番のM971Qが2019年3月18日付けで3C(中国強制認証)の認証を通過しました。
3C認証では付属するACアダプターの型番が書かれており、UP0830Sとなっています。対応する規格は5V/3A=15W、8V/3A=24W、12V/2A=24Wとなっています。
UP0830SはQualcomm Snapdragon 710を搭載したMeizu 16 XやSnapdragon 625を搭載したMeizu M6 Noteの他に、MediaTek Helio X30を搭載したMeizu PRO 7-Hにも付属しているACアダプターです。UP0830SがMeizu PRO 7に同梱されていたという情報だけが出回り、M971QがMediaTek製プロセッサーを搭載するのではないかと言われていますが、ACアダプターの型番だけでは判別できないのが現状です。
M971Qの従来機はM872Qの型番を持つMeizu 16 X、M871Qの型番を持つMeizu M15が該当し、これらにはMeizu 16th/16th Plus、Meizu 15/15 Plusといった上位モデルが存在していますので、M971Qは廉価モデルになると考えています。そして、今の所上位機種にあたるモデルとしてCEOの黄章(Jack Wong)氏が情報を小出しにしているMeizu 16sとMeizu 16s Plusが判明しており、今回認証を通過したM971QはMeizu 16s/16s Plusではないことがわかります。ちなみにMeizu 16s/16s PlusはSnapdragon 855を搭載することがわかっています。
M971Qは以前CEOがスクリーンショットを公開しており、RAM 8GB+内蔵ストレージ 128GB、Android 9 Pieを搭載することがわかっています。更に、公開された画像が1080×2232という中途半端な解像度になっている点で、この様な解像度を持つスマートフォンはノッチを採用していることが多く、M971Qは何かしらの形のノッチディスプレイを搭載したスマートフォンになると考えています。
更にCEOはゲーミングスマートフォンとしてMeizu 16T(T=Turbo)の存在を明かしていますが、M971QがMeizu 16Tであるかという点については現在も不明です。