Qualcomm Snapdragon 632がGeekbenchに登場

Qualcomm Snapdragon 632がGeekbenchに登場

注:当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

Qualcommが6月27日に発表したミドルレンジモデル向けプラットフォーム「Snapdragon 632 Mobile Platform(SDM632)」がGeekbenchにて姿を表しました。Snapdragon 632は2016年に発表されたSnapdragon 626とSnapdragon 625の後継機として開発されました。

 

計測はリファレンス機(Qualcomm sdm632 for arm64)で行われ、主なスペックはAndrod 8.1.0 Oreo、RAM 6GBとなっています。気になるスコアはシングルコア性能が1377点、マルチコア性能が5247点という結果になっています。従来機となっているSnapdragon 626が930点と4500点、Snapdragon 625が820点と4100点なので、Snapdragon 626からはシングルコア性能が約1.5倍でマルチコア性能が1.2倍、Snapdragon 625からはシングルコア性能が1.7倍でマルチコア性能が1.3倍の性能向上となっています。

 

主なスペックは、製造プロセスが14nm FinFET、CPUがクロック数が共に1.8GHzのARM Cortex-A73とA53をセミカスタムしたQualcomm Kryo 250のオクタコア構成、GPUはQualcomm Adreno 506でクロック数は不明、ISPは2400万画素のシングルカメラと1300万画素のデュアルカメラに対応、DSPはQualcomm Hexagon 546 DSPとQualcomm All-Ways Aware technology、RAM規格は不明、ディスプレイサイズは19:9のFHD+(2240x1080)に対応、WLAN規格は802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0、GPSシステムはGPS、Glonass、BeiDou(北斗)、Galileo、QZSS、SBASに対応しています。

通信モデムはQualcomm Snapdragon X9 LTE Modemを搭載し、通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応しています。LTEカテゴリーはDLがCat.13(300Mbps)でULがCat.7(150Mbps)となっています。(Qualcommの表記を採用)

 

Source