OnePlusは、中国市場向けOnePlus 9とOnePlus 9 ProにH2OS(氫OS/HydrogenOS)ではなくOPPOのColorOSをベースとしたColorOS fro OnePlusを搭載すると発表しましたが、前世代のOnePlus 8シリーズや前々世代のOnePlus 7シリーズにも拡大する予定であることを明らかにしました。
OnePlusによると、2020年に発表したOnePlus 8やOnePlus 8 Pro、OnePlus 8Tは2021年6月までに、2019年に発表したOnePlus 7やOnePlus 7 Pro、OnePlus 7T、OnePlus 7T Proは2021年9月までにリリースする予定と明らかにしました。OnePlus 8シリーズは約3ヶ月後、OnePlus 7シリーズ約6ヶ月後に配信されるため期間がありますが、その間の更新はH2OSで行われるようです。
OnePlusが開発・提供しているH2OSはAOSPライクなUIとUXで国際市場では人気がありますが、中国市場においては人気がないわけではありませんが人気があるわけでもないという中途半端な状態です。考えられる理由としてHUAWEIのEMUIやXiaomiのMIUI、MEIZUのFlymeといった色濃いカスタムスキンが中国市場では一般的となっているため、AOSPライクなH2OSは面白みがないのかもしれません。
ちなみにOnePlus 8ではアーリー版のColorOS for OnePlusを利用できます。Windows搭載PCや特殊な操作が必要なのである程度のスキルが必要ですが、試すことが出来る環境が整っている人は試してみてはいかがでしょうか。