Apple M2はTSMC N3で製造予定、A16 BionicはTSMC N4が濃厚

Apple M2はTSMC N3で製造予定、A16 BionicはTSMC N4が濃厚

注:当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

MacBookやiPadが搭載したApple M1、Apple M1 Pro、Apple M1 Max、Apple M1 Ultraの後継製品のApple M2がTSMC N3で製造する可能性が出てきました。M1は性能向上版が後に発表されましたが、M2は同時にM2 ProとM2 Maxを発表すると予想されています。

 

Appleの元従業員が公開した情報によると、同氏は5nm+と3nm M-Series製品の開発に関わっていたようで、前者の5nm+ M-Series製品はM1とM1 Pro、M1 Max、M1 Ultraを指しますので、後者の3nm M-Series製品は後継製品のM2だと考えています。

 

今回の情報は、Apple M1がTSMC N5Pで製造されたと確定し、後継製品は3nm M-Seriesの記載があるため、複数の媒体で予想されている通り、M2の他にM2 ProとM2 Maxが同時に発表される可能性が高まりました。

 

TSMCの3nmはN3とN3B、N3Eがありますが、N3は2023年Q1に量産予定、N3Bは2022年Q3に量産予定、N3Eは2023年Q2に量産予定なので、2022年に発表された場合はN3Bの採用が濃厚です。N3は第1世代、N3Bは第2世代、N3Eは第3世代とされていますが、第1世代よりも第2世代が早く量産されるのか現状は不明です。

 

Appleは2022年9月にiPhone 14、iPhone 14 Max、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxの4製品の発表が予想されていますが、Proを冠する製品はApple A16 Bionicを採用し、その他の2機種はiPhone 13の4製品が採用したApple A15 Bionicを継続採用すると様々な媒体で報じられています。Apple A16はTSMC N4での製造が濃厚のため、より高性能なApple M2は少し先の技術で製造されるようです。