AnTuTuがSAMSUNG Exynos 9820のベンチマークスコアを公開。HiSilicon Kirin 980をわずかに上回る

AnTuTuベンチマークを提供しているAnTuTuが、SAMSUNGが11月に発表したフラッグシップモデル向けプロセッサー「SAMSUNG Exynos 9 Series 9820」のAnTuTuベンチマークスコアを公開しました。

 

AnTuTuによると今回公開するスコアはSM-G975Fという型番を持つスマートフォンで計測され、内部コード“beyond2”で開発されているSAMSUNG Galaxy S10+の可能性が高いようです。韓国メディアによるとSAMSUNGはGalaxy S10シリーズを3種類展開する予定で、約5.8インチの“beyond0”、約5.8インチの“beyond1”、約6.2インチの“beyond2”の存在が伝えられています。

計測に使用されたスマートフォンのスペックはAndroid 9 Pie、Exynos 9820、6.4インチFHD+(2280×1080ディスプレイ)、RAM 6GB+内蔵ストレージ 128GB、前面カメラが1000万画素で背面カメラが1200万画素だったようです。このスマートフォンではExynos 9820のCPUのクロック数は2.7GHzで、GPUのクロック数は不明です。

 

AnTuTuベンチマークではCPU性能やGPU性能など4つの項目が存在していますが今回公開したのは総合性能のみで、325,076点となっています。今回のスコアはあくまでもプロトタイプなのでこのスコアから増減する可能性があります。AnTuTuが公開した多くのSoCはベストパフォーマンスで算出されたスコアなのか、実機では1万点程度下がる傾向です。

 

今回公開されたスコアを様々なSoCと比較を行います。Qualcomm Snapdragon 8150はまだ発表されていないので先日リークされたスコアを採用し、その他はAnTuTuのデータベースに記載されているスコアを採用しています。

Exynos 9820はExynos 9810から31%の成長に成功しています。SAMSUNGによるとCPU性能はExynos 9810と比べてシングルコア性能は20%、マルチコア性能は15%、GPU性能は40%上昇しているようです。今回は総合性能のみの公開となっているのでどちらが優れているのかわかりません。

残念ながらSnapdragon 8150やApple A12 Bionicに及ばず、SoCのパフォーマンスとしては3番目ということになります。

 

Exynos 9 Series 9820のスペックは、製造プロセスがSAMSUNG 8nm FinFET LPP、CPUは自社開発の2xExynos M4 + 2xARM Cortex-A75 + 4xA55のオクタコア構成、GPUはARM Mali-G76 MP12、NPU搭載、ISPはリアフロントともに最大2200万画素でデュアルカメラは1600万画素+1600万画素、メモリはLPDDR4x、LTEカテゴリーはCat.20/20となっています。

 

 

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