【2023年1月】中国市場のAndroid搭載製品のAnTuTu Benchmarkスコアランキングが公開

【2023年1月】中国市場のAndroid搭載製品のAnTuTu Benchmarkスコアランキングが公開

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2023年1月における中国市場で販売されているAndroidを搭載した製品が発揮したAnTuTu Benchmarkの性能のランキングが公開されました。このランキングは2023年1月に発表された製品を対象としているわけではなく、2023年1月時点での優れた性能のランキングなので、優れた製品であればランキングに掲載され続けることも可能です。

 

ちなみに、AnTuTu BenchmarkはiOS搭載機とAndroid搭載機での比較が出来ないと声明を出しており、今回の記事に記載されている数値をお手持ちのiPhoneで算出された数値で比較することは出来ません。

 

旗艦製品でのランキングは、Snapdragon 8 Gen 2を搭載した製品が8機種、Dimensity 9200を搭載した製品が2機種となりました。発表はDimensity 9200の方が早かったのですが、搭載した製品の数はSnapdragon 8 Gen 2の方が多いです。

 

1位はOnePlus 11で1,325,859点を発揮、2位はiQOO 11 Proで1,322,680点を発揮、3位はvivo X90 Pro+で1,320,906点を発揮しました。130万点がSnapdragon 8 Gen 2の平均的な性能と言えそうで、それを下回っているXiaomi 13 ProやXiaomi 13は性能の出し方を工夫している可能性があります。

 

ちなみに、1位のOnePlus 11は独自のガバナーとしてuag(何の略称か不明)を採用しており、競合他社の製品のSnapdragon 8 Gen 2とは少し異なった調整が施されています。その調整はCPUやGPUの動きをOnePlusもといOPPOが出したい色になっており、その調整によって1位を獲得することが出来たのではないかと感じています。

 

準旗艦製品でのランキングは旗艦製品と異なってMediaTekのDimensityのみとなっており、競合他社のSoCを搭載した製品はありません。これらの製品は3,000元(約58,500円)以下が多く、旗艦製品と比較してお手頃な価格になっているため、この部分で力を発揮すると多くの市場シェアを獲得することが出来ます。

 

1位はDimensity 8200を搭載したvivo S16 Proで870,121点を発揮、2位も同じくDimensity 8200を搭載したiQOO Neo7 SEで864,337点を発揮、3位も同じくDimensity 8200を搭載したRedmi K60Eで841,006点を発揮しました。

 

1位から3位の製品は共通してDimensity 8200を搭載しており、2023年1月においてはランキングを支配していると言っても過言ではないでしょう。

 

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