【2020年5月】AnTuTuベンチマークにおける中国市場のAndroid OS搭載デバイスのスコアランキングが公開

【2020年5月】AnTuTuベンチマークにおける中国市場のAndroid OS搭載デバイスのスコアランキングが公開

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AnTuTu Benchmarkを開発提供しているAnTuTuによって2020年5月におけるAndroid OS搭載デバイスのスコアランキングが公開されました。対象はAndroid OSを搭載したデバイス、バージョンはAnTuTu Benchmark v8、ランキング掲載条件は1000件以上の計測、公開されているスコアは最高スコアではなく平均スコアです。

 

1位から10位全てQualcomm Snapdragon 865 5G搭載機が占めており、2020年の覇権はQualcommにあると考えても良いでしょう。

1位はOPPO Find X2 Pro(12GB+256GB)で604,123点、2位はOPPO Find X2(8GB+256GB)で600,884点、3位はXiaomi Mi 10 Pro(12GB+512GB)で600,264点という結果になりました。AnTuTuによるとOPPO Find X2/Find X2 Proの高スコアの要因はカスタムスキンのColorOSと排熱に優れた仕組みを採用することが考えられるとしています。Xiaomi Mi 10 Proは4月のスコアでは600,000点にわずかに及ばないという結果になっていましたが5月のスコアでは600,264点となり、この要因としてカスタムスキンのMIUI 12による最適化が要因だとAnTuTuは挙げています。

 

この他、4位はOPPO Ace2(12GB+256GB)で598,574点、5位はvivo iQOO Neo3(8GB+256GB)で597,528点、6位はXiaomi Redmi K30 Pro Zoom Edition(8GB+256GB)で594,188点、7位はrealme X50 Pro 5G(8GB+128GB)で586,296点、8位はOnePlus 8 Pro(12GB+256GB)で584,598点、10位はvivo NEX 3S 5G(8GB+256GB)で582,971点となっています。Meizuは5月8日にSnapdragon 865 5Gを搭載したMeizu 17とMeizu 17 Proを発表していますが10位以内に入ることは出来ず、Meizu 17(8GB+128GB)は582,759点で11位、Meizu 17 Pro(8GB+128GB)は581,670点で13位となっています。

 

ミドルレンジ市場では1位はMediaTek Dimensity 1000Lを搭載したOPPO Reno3 5G(8GB+128GB)で403,607点、2位はHuawei Kirin 985を搭載したHonor 30(8GB+128GB)で387,583点、3位はKirin 985を搭載したHuawei nova 7(8GB+128GB)で385,323点という結果になりました。Kirin 985を搭載しているHonor 30SとHuawei nova 7はデフォルト設定では省電力モードとなっており、Kirin 985のパフォーマンスモードにおける性能は404,215点と400,000点を超えることが可能になっているため、多くのユーザーがパフォーマンスモード環境下で計測を行うと10,000点程度は高くなると考えています。

 

この他4位はHuawei Kirin 820を搭載したHonor 30S(8GB+128GB)で362,502点、5位はKirin 820を搭載したHonor X10(6GB+128GB)で360,460点、6位はKirin 820を搭載したHuawei nova 7 SE(8GB+128GB)で353,868点、7位はQualcomm Snapdragon 765G 5Gを搭載したOPPO Reno3 Pro 5G(8GB+128GB)で342,415点、8位はSamsung Exynos 980を搭載したvivo S6 5G(8GB+128GB)で330,037点、9位はExynos 980を搭載したvivo X30 5G(8GB+128GB)で326,879点、10位はSnapdragon 765G 5Gを搭載したRedmi K30 5G(8GB+128GB)で322,867点となっています。

 

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