“Tensor”搭載Pixel 6 ProがGeekbenchに登場、Cortex-X1を2コア採用か

“Tensor”搭載Pixel 6 ProがGeekbenchに登場、Cortex-X1を2コア採用か

2021年9月12日
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自社製SoC“Tensor”を搭載するGoogle製Pixel 6とPixel 6 Proの後者、Pixel 6 ProがGeekbenchに登場しました。

 

Google Pixel 6 Proの名称で計測され、主なスペックはAndroid 12、RAM 12GBとなっています。シングルコア性能は414点、マルチコア性能は2,074点です。

 

開発者コードを利用して詳しく見ると、CPUは2+2+4のオクタコア構成で、周波数は2.80GHz+2.25GHz+1.80GHzに設定されています。採用しているCPU IPは識別子が3396なのでSnapdragon 888 5G/888 Plus 5GExynos 2100が採用しているCortex-X1で、“Tensor”は記載されている情報を信じるとCortex-X1を2コア採用しています。

 

GPUはKirin 9000やExynos 2100採用のMali-G78ですが、コア数は不明です。最大積載量は24、最低は7で、Kirin 9000はMP24、Kirin 9000EはMP22、Exynos 2100はMP14です。

 

Build Tagsがdev-keysに加えて周波数の動向を見るとCortex-X1は無効化されているため、今回出現したPixel 6 Proはまだまだ試作機の粋を超えていないと考えています。

 

 

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