Qualcommが2022年の旗艦製品向けSoCとして開発している“SM8450”に関するドキュメントファイルが一時Qualcommのウェブサイトに表示されていました。
SM8450の内部コードは「Waipio(ワイピオ)」で、ハワイ島にあるワイピオ渓谷(Waipi'o Valley)から得ています。ちなみにSnapdragon 865 5Gはkona(コナ/ハワイ島西部の地域)、Snapdragon 888 5GはLahaina(ラハイナ/マウイ島の国勢調査指定地域)とハワイ州に関係のある名称が付けられています。
"SM8450 is Qualcomm's next-gen premium system-on-chip (SoC). It has an integrated Snapdragon X65 5G Modem-RF system. It is fabricated on a 4nm process." pic.twitter.com/u1GXMhOWBf
— Evan Blass (@evleaks) June 3, 2021
スペックは定かではありませんが数々のリーク実績のあるEvan Blass氏によると、4nmプロセス技術、CPUはArmv9に基づいたKryo 780、GPUはAdreno 730を搭載するようです。4nmプロセス技術を採用するようですが、TSMC製(N4)なのかSamsung製(4nm LPE)なのか定かではありません。
午前中は表示出来ましたが、午後には表示されなくなったため、間違えて公開してしまったものと考えています。しかし、公開されたファイルはある一定のアクセス権を持った人しか閲覧出来ないので、私を含めた多くの人はQualcommが次期旗艦SoCとしてSM8450を開発している情報しか得られませんでした。