Motorolaは2021年の製品としてmoto g10、moto g20、moto g30、moto g40を開発中であることが伝えられていますが、その製品群のひとつのmoto g20がUNISOC T700を搭載する可能性がGeekbenchから明らかになりました。
moto g20はGeekbench 4において2021年1月5日から姿を表しており、当初はUNISOC T610を搭載すると記載してありましたが2月3日からUNOSOC T700へ変更されています。
UNISOC T610は2019年10月に存在が明らかになり、2020年4月に発表されたHisense A5 Pro/A5 Pro CC版が初搭載した製品で、主なスペックとしてTSMC製12nm FinFET製造プロセス、CPUは2xCortex-A75 1.8GHz+6xCortex-A55 1.8GHzのオクタコア構成、GPUはMali-G52 MP2 @614.4MHzとなっています。
2月3日に計測されたmoto g20はUNISOC T700を搭載しており、2021年2月現在UNISOC T710およびUNISOC T7510は発表されていますがUNISOC T700は発表されていないため未発表製品となっています。
開発者コードを使用して詳しく見るとCPUは最大2.0GHzのCortex-A75を採用したオクタコア構成、GPUはMali-G52を採用していることがわかりました。
既に発表されているUNISOC T710のスペックはTSMC製12nm FinFET製造プロセス、CPUは4xCortex-A75 2.0GHz+4xCortex-A55 1.8GHz、GPUはPowerVR GM 9446@800MHzで、UNISOC T700はGPUにARM Mali-G52を採用しているため少し異なった製品となっています。
UNISOC T610でもUNISOC T710でもなUNISOC T700は近く発表されるでしょう。