未発表型番のM081QとM081MがMIIT(中華人民共和国工業情報化部)の認証を通過しました。
承認番号はM081Qが2020-2567でM081Mが2020-2535となっているため、正確にはSRRC(中国無線電管理)の認証を通過しています。対応している通信はWLAN(WAPI)/5G/FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSMとなっており、5G通信に対応しています。
型番末尾のQとMはそれぞれ全網通公開版と中国移動版を意味しており、M081は中国移動向けにカスタマイズを施した製品が販売される可能性があります。直近で中国移動版が存在したのはQualcomm Snapdragon 660を搭載したMeizu 15(M882M)で、2018年まで遡ります。競合他社のOPPOのOPPO Find X2 ProやXiaomiのXiaomi Mi 10 Proには中国移動版が存在していないため、このM081における全網通公開版と中国移動版の違いは不明です。
M081QとM081Mはコードネームm2081で開発されているMeizu 17で、別の認証機関となる3C(中国強制認証)では2020年4月1日付けで認証を通過しています。Meizu 17はMeizu初の5G通信対応スマートフォンとして発表される予定で、Qualcomm Snapdragon 865 5Gを搭載することが明らかになっています。