Samsung Galaxy S20シリーズに搭載されるSamsung製自社プロセッサー、Samsung Exynos 990のCPU周波数がGeekbenchによって明らかになりました。
Exynos 990は発表日の2019年10月25日から今現在の2020年2月1日までCPUの周波数を明らかにされていません。これは過去のExynos 9820とExynos 9825と同じで搭載機が発表され、製品ページのスペック表が公開されるまで判明しませんでしたが、今回はGeekbenchに早めに登場しましたので開発者向け隠しコードを使ってみました。
Exynos 990のCPUは2+2+4のオクタコア構成で、周波数は2.73GHz+2.60GHz+2.00GHzとなり、正しく書くと2xExynos M5(2.73GHz)+2xCortex-A76(2.60GHz)+4xCortex-A55(2.00GHz)です。Exynos 9825が2xExynos M4(2.73GHz)+2xCortex-A75(2.40GHz)+4xCortex-A55(1.95GHz)なので、基本的に周波数が上がっていることがわかります。
2020年2月11日に行われるGalaxy Unpacked 2020では、Samsung Galaxy S20 5G、Samsung Galaxy S20+ 5G、Samsung Galaxy S20 Ultra 5Gが発表される見込みで、Qualcomm Snapdragon 865 5GとSamsung Exynos 990を搭載することが明らかとなっています。ユーロ圏はExynos 990を搭載したモデルが、アメリカや日本や中国ではSnapdragon 865 5Gを搭載したモデルが販売される見込みです。