MediaTekがCES 2020にてミドルハイ市場向けに発表したMediaTek Dimensity 800(MT6783)に“Plus”モデルが存在するとの情報が出てきました。
Dimensity 800はフラッグシップ市場向けに発表されたDimensity 1000(MT6889)やDimensity 1000L(MT6885)とは異なって、ミドルハイ市場の低価格な5G通信対応スマートフォンを発表するために開発されています。一部情報ではDimensity 800の供給価格は40米ドルから45米ドルに設定されているようです。
Dimensity 800 “Plus”モデルはベースモデルのDimensity 800からいくつかスペックアップされており、CPUは4xARM Cortex-A76(2.0GHz)+4xARM Cortex-A55(2.0GHz)から4xARM Cortex-A76(2.2GHz)+4xARM Cortex-A55(2.0GHz)へ、GPUはARM Mali-G57 MC4(750MHz)からARM Mali-G57 MC5(?MHz)へ変更されるようです。CPUは周波数が増加、GPUはコア数と周波数が増加します。
具体的な採用企業は不明ですが、OPPOやvivo、Xiaomiが採用するのではないかと予想されています。