8月28日に発表されることがわかっているMeizu 16s ProがCPU性能を計測することに長けているGeekbenchに姿を現しました。
名称は「alps m1973」なのでプロトタイプ機で計測されています。スペックはAndroid 9 Pie、RAM 8GBとなっています。スコアはシングルコア性能が3,570点でマルチコア性能が9,493点で、Motherboard欄にはmsmnileが記載されているのでQualcomm Snapdragon 855 PlusかSnapdragon 855を搭載しています。
Snapdragon 855はシングルコア性能が3,500点を超えることは稀で、Snapdragon 855 Plusは超えるのが当たり前になっているので「alps m1973」はSnapdragon 855 Plusを搭載します。
「alps m1973」はMeizu 16s Proのプロトタイプ機なので、製品版のMeizu 16s ProにもSnapdragon 855 Plusが搭載されます。中国市場でのSnapdragon 855 Plus搭載機はASUS ROG Phone IIやvivo iQOO Pro、Black Shark 2 Proなど非常に少ないので、Meizu 16s Proは早期採用の部類に入ると思います。
4月に発表されたMeizu 16sはSnapdragon 855を搭載し、Meizu 16s ProにはSnapdragon 855 Plusが搭載されるためしっかりと“Pro”を冠するスマートフォンとしてふさわしいプラットフォームを搭載しています。
Meizu 16s ProはAnTuTu Benchmarkを開発提供しているAnTuTuが一部スペックを公開しており、Android 9 Pie、FHD+(2232×1080)ディスプレイ、Qualcomm Snapdragon 855 Plus、RAM 6GB、内蔵ストレージ 128GB、背面メインカメラが4800万画素、前面カメラ2000万画素となっています。更に販促用パンフレットの流出によってRAM 8GBモデルが存在していることがわかっており、そして今回のGeekbenchによって8GBモデルの存在は確たるものとなりました。