未発表型番のM813Qが3C(中国強制認証)の認証を通過しました。認証通過日は2018年8月27日。
3CによるとM813Qに付属されるACアダプターはUP0515Sで5V/1.5Aで7.5Wでの給電が可能になっています。UP0515SはMeizu 6T(Meizu M6T)やMeizu M5に採用されており、これらが採用しているSoCはMediaTek MT6750です。つまり、M813QにはMT6750の搭載が確実視されます。
MT6750が搭載されるとなると2016年に発表されたMeizu M3以来、エントリーモデルが全く進化していないことになります。
M813QのグローバルモデルとなるM813HがEEC(欧州経済共同体)でMeizu M8として認証を通過していますので、中国市場では魅藍8としてロシア市場や国際市場ではMeizu M8として発表・販売されるでしょう。
さらにMeizu M8の下位モデルとなるMeizu M8 Liteが中国のTENAA(中華人民共和国工業情報化部)と3C(中国強制認証)とSRRC(中国無線電管理)、ロシアのEECにて存在が明らかになっています。TENAAによるとMeizu M8 LiteのスペックはAndroid 8.1.0 Oreo、5.7インチHD+(1440×720)ディスプレイ、CPUは1.3GHzのクアッドコア構成、リアカメラが1300万画素でフロントカメラが500万画素、容量は3GB+32GBの1モデル展開、外部SDカードに対応、バッテリー容量は3100mAhとなっています。1.3GHzのクアッドコア構成に当てはまるのはMediaTek MT6735やMT6737です。現実的に考えるとMT6737を採用するのではないかと考えています。
Meizu M8にはMT6750、Meizu M8 LiteにはMT6737が搭載して発表・販売されることになります。発表会の開催時期は未定ですが、9月中旬頃になるのではないかと予想しています。エントリーモデルに全く進化が見られないですが、販売はうまくいくのでしょうか。非常に心配です。