2018年5月23日にロシアのモスクワで行われたMEIZU創立15周年を記念したMeizu 15シリーズ(Meizu 15 Plus/Meizu 15/Meizu 15 Lite)の発表会で、エントリーモデルのMeizu M8cを発表しました。
Meizu M8cは2017年に発表されたMediaTek MT6737を搭載したMeizu M5cの後継機です。
Meizu M8cのスペックは、Android 7.1.2 NougatをベースとしたFlyme 6を搭載し、18:9のアスペクト比の縦長ディスプレイを採用した5.45インチのHD+(1440x720)のIPS液晶ディスプレイ、SoCはQualcomm Snapdragon 425 Processor(MSM8917)、CPUはARM Cortex-A53(1.4GHz)x4のクアッドコア構成、GPUはQualcomm Adreno 306、RAM容量は2GBの1種類、内蔵ストレージは16GB/32GBの2種類、外部ストレージに対応(128GB)、リアカメラは1300万画素、フロントカメラは800万画素のシングルカメラ、バッテリー容量は3070mAhとなっています。カラー展開はブラック、ゴールド、ブルー、レッドの4色。
価格は2+16GBモデルが9,990ルーブル(約18,000円)で、2+32GBモデルの値段は明かされていません。
従来機に搭載されたのはMT6737なので敬遠する人もいましたが、今回発表された後継機となるMeizu M8cはSnapdragon 425を搭載しているので概ね高評価が目立ちます。
更に4G+3GのDSDS(Dual-SIM/Dual-Stand by)に対応しているという点も高評価につながっています。
Meizu M8cの下位モデルとなるMeizu M8c Liteの存在は様々な認証期間(FCC/EEC)から明らかになっていますが、今回の発表会では触れられていないようです。ただ、MEIZU Russia公式が所有しているクラウドストレージのYandex DiskにはMeizu M8c Liteの画像が複数保存されていますので、こちらのモデルは近日中に発表されると考えています。
こちらはほぼ同じスペックですが、容量がRAM 1GB/内蔵ストレージ 8GBに縮小され、OSにはAndroid Oreo(Go edition)を採用することがわかっています。今の所Meizu 15 PlusやMeizu 15、Meizu PRO 7 PlusはAndroid 8.x Oreoを搭載していないので発表を見送ったのでしょう。
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