MediaTekが5月18日に発表する予定のMediaTek Dimensity 800(MT6873)の上位モデルとなるMediaTek Dimensity 820(MT6785)がCPU性能を計測するのに長けているGeekbenchに姿を表しました。
Dimensity 820を搭載したXiaomi製品はXiaomi M2004J7ACとXiaomi M2004J7BCの“A”モデルと“B”モデルの2機種存在しています。Xiaomiの製品型番の規則はわかっていませんので、同一製品なのか別製品なのかは不明です。両機種のスペックは共通しており、Android 10+RAM 8GBとなっています。直近で良いスコアはシングルコア性能は649点、マルチコア性能は2,637点となっています。
開発者向けコードを使用して詳しく見るとCPUは4+4のオクタコア構成、GPUはMali-G57を採用しています。一部メディアでは間違って翻訳を行い2+2+4のオクタコア構成ではないかと記載されていましたが、そもそもリーク時点で4+4のオクタコア構成と言われていました。CPUの周波数は2.6GHz+2.0GHzを採用しており、ベースモデルとなるDimensity 800は2.0GHz+2.0GHzのためパフォーマンスコアが0.6GHz上昇しています。GPUのコア数はGeekbenchからは不明ですが、Dimensity 800からコア数と周波数が上昇する見込みです。