天猫の双12での売り上げランキングが公開。台数はhonor、金額はApple

天猫の双12での売り上げランキングが公開。台数はhonor、金額はApple

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中国語で求愛を意味する「要愛(ヤオアイ)」と「12(ヤオアー)の発音が似ていることから「愛を告げる記念日」として開催された2017年12月12日のセールの双12の携帯電話(フィーチャーフォン・スマートフォン)の売り上げランキングが公開されました。

このセールは天猫のみで行われました。

 

独身の日セール(双11)のスマートフォン・フィーチャーフォンの売上に関するデータは以下の記事をご覧ください。

 

販売金額

1位がApple、2位がhonor、3位がHuawei、4位がXiaomi、5位がvivo、6位がOPPO、7位がMEIZU、8位がSAMSUNG、9位がmeitu、10位がSmartisanという結果になりました。

販売金額でのランキングになりますので、やはり1台あたりの単価が高いAppleが1位なっていますが、比較的低価格なモデルを販売しているhonorが2位、Xiaomiが4位という結果になっており、途轍もない数のスマートフォンが売れていることになります。

 

販売台数

1位がhonor、2位がXiaomi、3位がApple、4位がHuawei、5位がMEIZU、6位がvivo、7位がOPPO、8位がNewman、9位がK-touch、10位がnekenという結果になりました。

販売台数でも単価の高いAppleが3位に入り、中国でのAppleブランドはまだまだ健在のように思えます。

中国国外では聞き馴染みがないですが、8位のNewmanと9位のK-touchと10位のnekenは低価格なフィーチャーフォンと展開しているメーカーで、中国ではこのような携帯を「老人手机(携帯)」と揶揄しています。

 

販売金額の成長率(メーカー)

1位はhonorで156%(1.56倍)、2位がHuaweiで155%(1.55倍)、3位がAppleで114%(1.14%)となりました。

独身のセール(双11)ほどの盛り上がりはありませんので、2倍ほど売れるということはなかったようです。

 

販売金額の成長率(特定店舗)

1位はMEIZUの専門店で189%(1.89倍)、2位はHuaweiの専門店で174%(1.74倍)、3位はhonorの専門店で135%(1.35倍)となりました。

MEIZUが1位の理由はSnapdragon 625と1200万画素と500万画素カメラを搭載したMeizu M6 NoteをXiaomi Redmi 5/5 Plusに対抗して最大300元値下げしたためです。

 

販売台数(価格別)

参考

1000元 -> 約16,000円

2000元 -> 約32,000円

3000元 -> 約49,000円

 

3000元以上

1位がApple iPhone 8 Plus、2位がhonor V10、3位がApple iPhone 8、4位がApple iPhone 7、5位がXiaomi Mi MIX 2という結果に。

3000元以上はAppleの独擅場になることが多いですが、今回はHiSilicon Kirin 970を搭載したhonor V10と18:9のディスプレイを搭載したフルディスプレイスマートフォンのコンセプトフォンの第二弾としてリリースされたXiaomi Mi MIX 2がランクイン。

Meizu PRO 7 PlusやHuawei Mate 10/10 Proはランクインしませんでした。

 

2000 - 2999元

1位がhonor 9、2位がApple iPhone 6、3位がvivo X9s、4位がXiaomi Mi Note 3、5位がOPPO R11sという結果に。

2016年に発表されたhonor 9がトップ、2位のiPhone 6は3年前の2014年に発表された機種で、2017年に発表されたvivo X9sやXiaomi Mi Note 3、OPPO R11sが1位にならないほど根強い人気があるということがわかります。

 

1000 - 1999元

1位がHuawei ChangXiang 7、2位がhonor ChangWan 7X、3位がhonor 8 lite、4位がhonor 8、5位がXiaomi Mi 5Xという結果に。

Huaweiとhonorが上位を占める中、Snapdragon 625を搭載したXiaomi Mi 5Xが5位にランクイン。

このスマートフォンは海外ではAndroid Oneを搭載してXiaomi Mi A1として発表・販売されています。

 

0 - 999元

1位がXiaomi Redmi 5 Plus、2位がXiaomi Redmi 5A、3位がXiaomi Redmi Note 4X、4位がhonor ChangWan 6、5位がXiaomi Redmi Note 5Aという結果に。

低価格はやはりXiaomi Redmiシリーズが強く、その中でもセール当日に販売開始となった18:9のアスペクト比のディスプレイを搭載したXiaomi Redmi 5 Plusが1位になりました。

 

参考

Source