Meizuは2020年後半にMeizu 17sやMeizu 17s Proといった真のハイエンド製品を発表しない方針であることがCMOの万志強(Wan Zhiqiang)氏によって明らかになりました。
万志強(Wan Zhiqiang)氏は「ほぼ全ての返信を拝見します」と微博に投稿し、その中で「2020年後半に超旗艦はあるか」と聞かれた質問に対し同氏は「ありません」と回答。超旗艦は名の通り“スーパーフラッグシップ”となりその言葉だけでは意味が通じませんが、2020年8月に発表されたMeizu 16s Proは超旗艦手机として発表されているため、Meizu 17sやMeizu 17s Proが存在するかという問いに対し、同氏は「ありません」と回答しています。
年の後半は真のハイエンド製品が発表されることが多くOnePlusは“T”の付いたモデルを、Xiaomiは“Pro”の付いたモデルを、Black Sharkは“Pro”の付いたモデルを発表しています。Samsungは前半にSシリーズを後半にNoteシリーズを発表する展開を、Huaweiは前半にPシリーズを後半にMateシリーズを展開しており少し異なった製品展開を行っています。後半に真のハイエンド製品が発表されるのはQualcomm Snapdragon 8 SeriesのPlusモデルが発表される事も考えられますが、やはりApple iPhoneが後半に発表されることが大きいでしょう。
Meizu 17sやMeizu 17s Proといった超旗艦は発表されず、高いコストパフォーマンス性を誇るMeizu 17Tもなく、Snapdragon 765G 5GやMediaTek Dimensityシリーズを搭載したミドルレンジ帯スマートフォンが発表されないため「2020年後半は捨てた」と考えてしまいますが、現実はどうなのでしょうか。Meizuは先日開催した「魅族 17 mSmart 5G 快省穏技術分享会」で、今後発表する製品はすべて5G通信に対応していると発表しているので、5G通信対応SoCではないHelio PシリーズやHelio Gシリーズ、Snapdragon 4 Seriesを搭載したスマートフォン絶対に発表されません。
本当に2020年後半は何をするのでしょうか。非常に心配です。