2022年11月に発表される予定のSnapdragon 8 Gen 2の成長幅が明らかになり、Snapdragon 8+ Gen 1と比較してCPU性能が10%程度も向上することが判明しました。
情報通のIce Universe氏によると、Snapdragon 8 Gen 2はSnapdragon 8+ Gen 1と比較して、CPU性能は10%、GPU性能は20%、DSP性能は50%も向上し、電力効率は15%も改善し、ISPの性能は大幅に成長すると投稿しました。
発表会ではSnapdragon 8+ Gen 1ではなく通常版のSnapdragon 8 Gen 1と比較すると思うので、それと比較するとCPU性能は15%程度、GPU性能は30%程度、DSP性能は50%も向上するでしょう。
Snapdragon 8+ Gen 1とSnapdragon 8 Gen 2の製造プロセスはTSMC 4nm N4で共通なので、大きな進化は見込めない可能性があるとの声もありましたが、今回流れた情報を見ると大幅に向上していると言っても問題ないと思います。
また、ハイエンド製品の進化はISP性能に左右する部分が大きいので、Snapdragon 8 Gen 2のISP性能が大幅に向上するというのは採用するメーカーにとって非常に嬉しいものとなるでしょう。
ISP性能の向上を大きく受ける可能性のある製品は2億画素のカメラを採用する予定のGalaxy S23 Ultraで、高画素モードで撮影した際のディレイが短くなる可能性があります。