Snapdragon 6 Gen 1のGPUはAdreno 710、従来の製品はAdreno 619を搭載

Snapdragon 6 Gen 1のGPUはAdreno 710、従来の製品はAdreno 619を搭載

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Lenovo傘下のMotorolaは、日本時間の2023年5月30日にSnapdragon 6 Gen 1を初搭載した製品となるmoto g stylus 5G - 2023を発表しました。発表されて間もない製品ですが、Geekbenchに計測を行った形跡があったため、Snapdragon 6 Gen 1のいくつかのスペックが判明しました。

 

Geekbenchに掲載された情報によると、moto g stylus 5G - 2023の主なスペックはAndroid 13、開発コード名はgenevn、RAM 4GBと判明しました。開発コード名のgenevnの意味ですが、いくら検索してもヒットせず不明です。

 

Geekbench 6で計測されていおり、シングルコア性能は937点、マルチコア性能は2,682点で、過去のフラッグシップ向けSoCのSnapdragon 855に近い性能を発揮しています。

 

開発者コードを利用してもう少し詳しく見ると、CPUは2.21GHzを4基、1.80GHzを4基の4+4構成、GPUはAdreno 710を採用していることがわかりました。GPUの詳細なクロック数は不明ですが、型番が判明したのは大きな収穫です。

 

Snapdragon 6 Gen 1の従来製品のSnapdragon 695 5GはGPUにAdreno 619を採用してたため、後継製品のSnapdragon 6 Gen 1は1世代進化したことになります。もちろん、発揮される性能はクロック数が大きく関係しているのでどの程度進化しているのか不明ですが、GPUそのものの性能は飛躍的に向上している可能性が高いです。

 

Snapdragon 6 Gen 1を初搭載したmoto g stylus 5G - 2023のアメリカ市場におけるスペックは、Android 13、120Hz 6.6インチ FHD+(2400x1080) IPS液晶、Snapdragon 6 Gen 1、RAM容量は6GB、内蔵ストレージ容量は256GB、外部ストレージに対応、背面のカメラは5000万画素+800万画素、前面のカメラは1600万画素、バッテリー容量は5000mAh、重量は205gです。

 

 

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